デッキ構築型ドリル防衛ローグライト『Drill Keeper』正式発表。壁を自由に掘り広げ、押し寄せる敵を撃退する戦略サバイバル


パブリッシャーのHooded Horseは6月18日、『Drill Keeper』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年に早期アクセス配信を開始予定。またストアページの表記によるとゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『Drill Keeper』はデッキ構築型ローグライトゲームと、タワーディフェンスゲームを融合した作品であるという。プレイヤーはドリル型の宇宙船に乗って旅するドワーフとなり、星々を渡り歩いて掘削をおこなうことになるようだ。押し寄せるモンスターたちからドリルを守るために防御施設を築き、出来るだけ長いあいだ生存することを目指す。


ゲームプレイでは、ランダムで生成されるワールドにてドリルを守りながら、手動でフロアを掘って探索していくことになるようだ。本作の世界はすべて破壊可能とのことで、壁は自由に掘って部屋や通路を作ることができる様子。一方掘った跡はモンスターたちも利用できるようで、できるだけドリルへ繋がる道が遠回りになるよう掘り進める必要があるそうだ。よく考えて掘らないと防御が弱くなることもありえるとのこと。

フロアには宝が隠されており、掘り進めることでゴールドなどの資源やカードを入手できるという。カードには防衛タワーを建てるものやモンスターを直接攻撃するもの、金鉱を生み出すものなどさまざまな種類が存在する模様。本作はデッキ構築要素があるとのことで、プレイ中に出現するカードは自分で選択できるようだ。いろいろなカードのなかから自分のデッキを作り、戦略を練っていくことになるのだろう。

またローグライク要素も含まれるという本作では、遅かれ早かれ冒険は終わりを迎えるという。一方で集めたリソースや達成したミッションは持越し可能であるとのこと。プレイを重ねることで、ドリルをアップグレードして恒久的なバフを得たり、新たなカードをアンロックしてデッキを強化することができるという。そうしてプレイヤーを強化しつつ、さまざまなワールドに挑んでいくことになるようだ。

 


本作を手がけるShoulderByteはドイツ・ハンブルクに拠点を置くゲームスタジオだ。ゲーム開発者のDennis Strümpel氏が個人で運営しているという。本作が同スタジオのデビュー作となり、2021年から開発に取り組んでいるとのこと。また本作のパブリッシングをおこなうHooded Horseは『Against the Storm』や『Manor Lords』などストラテジーゲームをメインに手がけてきているパブリッシャーである。今回、同社が本作のパブリッシャーを務めることが明かされ、改めて作品の正式発表がおこなわれたかたちだ。

『Drill Keeper』はPC(Steam)向けに、2025年に早期アクセス配信開始予定だ。ストアページの表記によるとゲーム内は日本語表示に対応予定。