スローモーション弾幕FPS『変死体58番』Steamで7月1日発売へ。スローモーションを駆使して戦い、かつて仲間だった変死体を撃ち抜く

個人開発者のアンダードア(UnderDoor )氏は6月7日、『CORPSE58(変死体58番)』のストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに、7月1日発売予定となっている。

個人開発者のアンダードア(UnderDoor )氏は6月7日、『CORPSE58(変死体58番)』のストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに、7月1日発売予定となっている。

『CORPSE58』は、変死体となった仲間たちをスローモーションを駆使して撃ち砕く、スローモーション弾幕FPSだ。本作の主人公は、クローン技術や遺伝子組み換え技術によって生み出された人間兵器である。左手には銃を埋め込まれており、動体視力は極限まで高められているという。本作ではそんな主人公が、殺風景な空間でグロテスクな「変死体」たちと戦う。変貌したかつての仲間たちとの戦いが展開されていく。

主人公は左手に埋め込まれた銃を使って、「変死体」と戦うようだ。詳細は不明ながら、動体視力が極めて高いためか、スローモーションが使用できる。スローモーションによって「変死体」たちの繰り出す弾幕を避け、左手から弾丸を叩き込むことで、彼らを眠らせるのだろう。アンダードア氏のポストによれば、スローモーションなしでプレイするとSteamの実績が取得できるという。ほかにもハードモードや縛りなど、コアなプレイヤー向けの機能も用意されているそうだ。

またスクリーンショットや動画を見る限り、本作の戦いは、コンクリートがむき出しの空間でおこなわれる。グロテスクな怪物たちとの血塗れの戦いが、都市の狭間のようなリアルな建物内で展開される点も本作の特徴だろう。

 


本作は、個人開発者のアンダードア氏が制作している。同氏は2024年2月まで「9log6」名義で活動。過去作としては、『傀儡禁域』や『タガー・マスコット』といったアクション性のあるホラーゲームをリリースしてきた。また2024年3月にアンダードア名義でリリースした『音信』では、Steamのユーザーレビュー21件中76%の好評を得て「やや好評」となっている。

同氏のX(旧Twitter)アカウントによれば、本作は5月頃から開発が進められてきた。なお本作の音楽については、映像作品やゲームに音楽で関わっているという中村修人氏が担当しているそうだ。

『CORPSE58』は、PC(Steam)向けに7月1日リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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