『ヘルダイバー2』、1200万本売れていた。ロケットスタートから3か月で爆裂に売り上げる


ソニーグループは5月14日、2023年度のソニーグループ株式会社連結業績説明会の中で『HELLDIVERS 2(ヘルダイバー2)』が1200万本の売り上げを達成していることを明らかにした。売り上げの数字はPC版、PS5版を合算したもので、海外メディアGematsuなどが報じている。

『HELLDIVERS 2』は、見下ろし視点型シューター『HELLDIVERS』の続編となるTPSだ。開発はArrowhead Game Studiosが手がけている。本作は最大4人でのオンライン協力プレイに対応し、PC版とPS5版の間でのクロスプレイもサポート。プレイヤーはエリート兵士ヘルダイバーとなり、宇宙生物のムシ(ターミニッド)や、オートマトンと呼ばれる殺人ロボットの大群に立ち向かうミッションに挑む。

本作は2月8日にPC(Steam)/PS5向けに配信開始され、Steamではピーク時の同時接続プレイヤー数が45万8709人を記録する絶好調の船出を見せた(SteamDB)。開発元が想定外とする盛況ぶりから、一時サーバー問題も発生し対応されるほどであった。

今回の業績説明会の中で、ソニーグループ代表執行役の十時裕樹氏はソニーグループの売上高の増益について説明。そのなかで、『HELLDIVERS 2』の売上が2024年5月4日時点で1200万本を突破していることを明らかにした。これは2022年に発売された『ゴッドオブウォーラグナロク』の同期間における記録を上回っているとのこと。

本作の売り上げはソニー・インタラクティブエンタテインメントのPC向けタイトルとしても過去最大規模であり、マルチプラットフォームで発売されたこともあって、ソニーグループ株式会社の2024年3月期第4四半期の売上・利益に大きく貢献したとのことだ。発売後約3か月ので達成された数字であり、ソニーグループとしても本作は大きな成功を果たしたと捉えているのだろう。

『HELLDIVERS 2』は、PC(Steam)/PS5向けに配信中だ。ちなみに本作Steam版はユーザーのSteamアカウントとPSNアカウントの連携が必要であると案内されていたが、批判が寄せられたことを受けて再検討中となっている(関連記事)。