世紀末グロ哀愁RPG『LISA: Definitive Edition』PC版など豪華2本立てで期間限定無料配布中。Epic Games ストアにて
Epic Gamesストアにて、『LISA: Definitive Edition』および『INDUSTRIA』の無料配布が開始された。なお両作とも日本語表示に対応している。アカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は5月3日0時まで。
『LISA: Definitive Edition』はDingaling Productionsが手がけ、2014年にPC(Steam)向けにリリースされたポストアポカリプスRPG『LISA: The Painful』のリマスター作品だ。完結編となるDLC「LISA: The Joyful」もリマスターされて収録。フルHDグラフィックや高フレームレートへの対応、新要素追加、日本語対応などがおこなわれている。
『LISA: The Painful』の舞台となるのはオレイサと呼ばれる終末後の荒野。女性が消え去った人類はゆっくりと絶滅へと向かいつつあった。主人公のブラッドは過去の記憶に苛まれる薬物依存症の中年男性。彼はあるとき、道端で女の子の赤ん坊・バディを見つける。彼女は今や世界で唯一の女性ということもあり、ある日突然連れ去られてしまう。ブラッドは彼女を助けるために、オレイサを冒険することとなる。
ゲームプレイは横スクロールにて展開。町やキャンプで仲間を獲得しつつ、家族やモンスター、権力を握る男たちの真実を明らかにしていく。道中ではときに四肢を欠損してしまうことがあり、それがグラフィックやステータスにも反映されるシステムが特徴。また舞台が凄惨なポストアポカリプス世界でありながらも、コミカルなイベントも用意されている点も特徴といえる。そうした物語やユニークなシステムなどが評価され、Steamユーザーレビューでも約1万2400件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している人気作だ。
そしてもう一作の無料配布作品となる『INDUSTRIA』はストーリー主導の一人称視点シューターだ。舞台は1989年11月9日のベルリン。ベルリンの壁が崩壊したその日、東ベルリン近くの秘密調査機関でウォルターという一人の男が姿を消した。主人公は彼の足取りを追い、やがて機関の中心部に迫りつつ、不思議な平行世界へと旅立つ。シュルレアリスムとスチームパンクが混合されて構築された世界観が特徴的な作品となっている。続編となる『INDUSTRIA 2』も開発中だ(関連記事)。
『LISA: Definitive Edition』および『INDUSTRIA』はEpic Gamesストアにて5月3日0時まで無料配布中だ。なお次回の無料配布タイトルは、無数のオーク軍団と戦うタワーディフェンス『Orcs Must Die! 3』となる予定だ。