『FF14』刷新されたグラフィックお披露目で感動の声あがる。透明感ある高精細草花、ライティングや反射も大幅進化でより美麗に

 

スクウェア・エニックスは4月13日、「第80回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」にて『ファイナルファンタジーXIV』のグラフィックアップデートの詳細を発表した。また本アップデートはパッチ7.0として、最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」とともに7月2日配信予定だ。

本作においては、「黄金のレガシー」発売と同時にバージョン7.0が適用されること、そしてバージョン7.0では大幅なグラフィックアップデートが実施されることが以前より予告されていた(関連記事)。今回、生放送で実際の現行バージョンと比較した実際のゲームプレイ映像が公開されたことでその詳細が判明したかたち。アップデート後のフィールドの印象があまにがらりと変わっていることから、ユーザーから大きな反響を呼んでいるようだ。


グラフィックアップデートの項目は光源処理や水濡れの描写、遠景のアンチエイリアス処理の強化、オブジェクトの高解像度化など多岐に渡るが、今回話題を呼んでいるのがフィールドの草、花の進化だ。

バージョン7.0と現行バージョンの映像を比較するとその進化がわかりやすい。現行バージョンではぺたりと貼り付けた一枚絵のような草になっており、ズームするとテクスチャの粗っぽさが目に付いてしまう。しかしグラフィックアップデート後は、一枚一枚の草もしっかりと描写。風やプレイヤーキャラクターのようなオブジェクトにもしっかり干渉してリアクションを返すようになり、草の透明度も上がっている。


フィールドの草だけではなく花も同様で、一枚一枚の花弁が丁寧に描写されているのが見て取れる。また全体的に花の密度も濃くなり、花畑がより華やかに。比較すると同じフィールドでも印象ががらりと変わっているのがわかりやすい。そのほか雨に濡れた石畳やキャラクターの反射もさらにリアルになっている。


これらのグラフィックアップデートは最新コンテンツも含め、実装済みの既存のコンテンツにも反映される。アップデート適用後は既存のダンジョンやフィールドを歩きまわって、どのように印象が変わったのか見てまわるのも楽しいだろう。いままで見慣れた風景が、より美麗なグラフィックに刷新されたことのインパクトもあり、“新たな”エオルゼアに思いを馳せる光の戦士たちが多く見られる。総じて今回公開された情報は、7月2日のパッチ7.0の配信に向けてコミュニティからの期待が高まる内容といえそうだ。

『ファイナルファンタジーXIV』最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」は7月2日発売予定。アーリーアクセスは6月28日より開始予定となっている。また発売日と同日にグラフィックスアップデートを含むパッチ7.0も配信される予定だ。