中世都市づくり戦争ゲーム『Manor Lords』が“関西弁”ローカライズに対応決定?えらい気合入っとるけど、ほんまかいな


パブリッシャーのHooded Horseは4月1日、『Manor Lords』を関西弁に対応させると発表した。エイプリルフールのジョークと思われるものの、同作の国内向けSteamストアページはかなり流暢な関西弁に対応している。

本作は4月26日に早期アクセスとして配信予定で、対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)。リリース初日よりPC Game Pass向けにも提供予定だ。また後日には、Xboxコンソール向けにも配信予定とのこと。本作のゲーム内は日本語表示に対応している。

『Manor Lords』は中世を舞台とした街づくり・ストラテジーゲーム。プレイヤーは地方領主となり、領地に何もない状態から発展を目指すことになる。建設や資源管理によって街づくりをこなし、周辺領主と外交したり、時には戦争で領土を拡大したり。そうした厳しくもリアルな領主人生を体験するのだ。本作は実際の中世の町や村を参考に時代考証をおこないながら開発され、リアルさを重視しているという。

Steamでは1月19日時点でウィッシュリスト数が200万件を突破(関連記事)。本稿執筆時点でSteamDBのウィッシュリストランキングで2位に位置するなど、高い前評判を獲得する作品だ。


今回、『Manor Lords』の日本語対応の次のステップとして、関西弁ローカライズが決定されたという。現在本作Steamストアページが関西弁に全面対応。本作の説明が全面関西弁化している。「◯◯するんや」「◯◯っちゅうわけやな」などの表現を駆使、関西在住の筆者から見てもかなり自然な関西弁ローカライズが実施されている。ちなみに、なぜかメディアレビューもばっちりと関西弁化されている。

関西弁の全体的なトーンは大阪弁となっているものの、「おどれ」といった語彙からは主に大阪市以外、たとえば「南河内エリア」と呼ばれる地域などで用いられる「河内弁」の特徴が見て取れる。また公式説明いわく“スタート時点では「なんもない村」を「新世界みたいな町」へと発展させるわけや。”との記述があり、監修者がいるとすれば、大阪市周辺の文化に親しんだ人物かもしれない。ちなみに新世界は観光スポットや各種のディープな店舗が中心。本作はどっちかというと「梅田」や「中之島」なんかを作り上げる感じとちゃうやろか。


『Manor Lords』は、PC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)向けに2024年4月26日に早期アクセス配信開始予定。リリース初日よりPC Game Passにも対応予定だ。後日には、Xboxコンソール向けにも配信される予定とのこと。ゲーム内は日本語表示に対応。関西弁表示にも対応とされているものの、エイプリルフールのジョークやと思われる。