FGO PROJECTは4月1日、『Fate/Dream Striker』を発表し、配信開始した。対応プラットフォームはiOS/Androidで、価格は無料。発表にあわせて、公式サイトも公開中となっている。なお本作は配信後すぐさま、4月1日23時59分にサービス終了予定であることが告知された。“諸般の事情”によりサービス終了となっており、サービス終了後はゲームプレイや閲覧は一切できないそうだ。
『Fate/Dream Striker』は、世界を元に戻すべくゴールに必殺シュートを叩き込む、『Fate/Grand Order(FGO)』にちなんだ“FGO超異聞サッカーRPG”だ。本作の舞台は、世界中のサッカーサーヴァントたちが会する「聖杯ワールドカップ」の開催地。サッカーと平和とガチャを愛する人々が暮らす楽園である。
しかしある時、とあるチームの起こした暴動をきっかけに、穴から瘴気が発生。聖杯ワールドカップは、必殺宝具によるラフプレーで他者を蹂躙する地獄になってしまう。地獄を楽園へ戻すには、魔力が蓄積したボールで、瘴気の穴を塞ぐしかない。本作でマスターは、ユニフォームへ着替えてフィールドへ出発。たったひとつのサッカーボールを求めて、強豪チームとの試合を勝ち抜くことになる。7人のダーククリプターなども登場し、なんでもありの超異聞サッカーが繰り広げられる。
カルデアは、7つのロストベルトスタジアムを突破し、特異点の元凶である厄災の穴を聖杯ボールで塞ごうとする。公式サイトによると超異聞サッカーとは、宝具によるラフプレーなど、なんでもありのサッカーなのだという。具体的には、本作では試合中サーヴァントたちがラフプレーを仕掛けてくる。プレイヤーは、移動とジャンプで敵の攻撃を回避。自動的に放たれるボールによってサーヴァントを撃退しながら、ゴールへシュートできれば試合クリアとなる。プレイヤーキャラクターにはHPが設定されているほか、使用回数に制限のある「ひっさつわざ」も用意されている。かなり激しいサッカーが繰り広げられるようだ。
本作では、操作する選手をマスター/カドック/ゴルドルフ所長の3人から選択可能。400騎以上の描き下ろしサッカーサーヴァントが登場し、試合によって獲得できる。また獲得したサッカーサーヴァントたちは、カメラ機能によって最大11騎まで並べて撮影可能となっている。『FGO』では例年さまざまなエイプリルフール企画がおこなわれてきたが、今年はサッカーをテーマとしたアプリで、トンチキなストーリーや描き下ろしサーヴァントたちが展開されているわけだ。
またFGO PROJECTは4月1日1時30分、公式サイト内にて本作のサービス終了時期を告知した。本作は諸般の事情により、4月1日23時59分をもってサービス終了予定。X(旧Twitter)上などでは、『Fate/Dream Striker 』をプレイしてきたマスターたちから、本作への惜別の言葉が寄せられている。なおサービス終了後は、アプリを起動してもプレイや閲覧は一切できない。毎年恒例ながら、今年も期間限定の儚い嘘となるようだ。
『Fate/Dream Striker』は、iOS/Android向けに無料配信中。4月1日23時59分にサービス終了予定だ。