DC悪役アクション『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』大型アプデで「ジョーカー」参戦。大人気ヴィラン実装でプレイヤー賑わう


WB Gamesは3月29日、Rocksteady Studiosが手がける『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』にてシーズン1を開幕した。本シーズンでは新プレイアブルキャラとして「ジョーカー」が実装。その影響もあってか、にわかにプレイヤー数が増加しているようだ。


『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』はアクションアドベンチャー・シューティングゲームだ。DCコミックスのアメコミ「スーサイド・スクワッド」をもとにしており、開発を担当するRocksteady Studiosは『バットマン:アーカム』シリーズなどを手がけたことで知られるスタジオだ。

本作はDCコミックス作品に登場する、ハーレイ・クイン、デッドショット、キャプテン・ブーメラン、キング・シャークの4人が、侵略してきたエイリアン「ブレイニアック」と対峙。さらにエイリアンの洗脳を受け、街を破壊しようとするDCスーパーヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」を倒すミッションを遂行することになる。本作はソロプレイもしくは最大4人でのオンライン協力プレイをサポート。オープンワールドの未来都市メトロポリスにて、高速移動・銃撃戦・近接戦闘を融合したゲームプレイが展開される。


そんな本作は3月29日よりシーズン1を開催。またそれに伴って「ジョーカー」が新プレイアブルキャラクターとして実装された。なお本作は『バットマン:アーカム・ナイト』の5年後の世界となるものの、実際に登場するジョーカーは同作とは別人の“ヤング”なジョーカーとなっている。ゲームプレイにおいては傘を開いて滑空したり、傘で射撃して反動で飛び上がったりといったアクションが特徴のキャラクターだ。ジョーカーらしく、さまざまなガジェットを扱うトリッキーな戦い方が楽しめるだろう。

ほかにもシーズン1では新たなマップや武器、ボス戦などが追加された。そうした要素の追加や“ジョーカー効果”があってか、本作の同時接続プレイヤー数は急上昇。これまでの約1か月間、本作の同時接続プレイヤー数が500人前後で推移していたところ、アップデート直後には本稿執筆時点では最大で3042人を記録している(SteamDB)。


ちなみに本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは、約5000件中75%の好評率で「やや好評」ステータスとなっている。ステージ内で縦横無尽に戦える点、そしてヴィランが活躍を見せる捻りのあるストーリーやハイクオリティなグラフィックなどが一定の評価を獲得。一方で不評とするレビューではサーバー接続における不具合やバグの多さなどが報告されているほか、発売時点でのボリューム不足などが課題点として寄せられてきた。

とはいえ、本作では1年間無料でコンテンツのアップデートがおこなわれることが告知され、無料で新キャラクターがアンロックできることなども明かされている(関連記事)。今回ジョーカーが参戦したシーズン1はその先駆けとなるかたちだ。本アップデートではオンライン接続における問題の修正もおこなわれているとのこと。これからのサービス展開でも新たなコンテンツの追加だけでなくゲームプレイや安定性の改善なども継続しておこなわれていくのだろう。今後のシーズン展開にともなう本作の動きにも注目したい。

スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』はPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS5/Xbox Series X|S向けに発売中。