オープンワールドサバイバルARPG『Enshrouded~霧の王国~』初の大型アプデで“度胸試し”の高難度ダンジョンが各地に登場。武器や家具、建築用ブロックなど新要素いろいろ
デベロッパーのKeen Gamesは3月26日、『Enshrouded~霧の王国~』にて初となる大型アップデート「Hollow Halls」を配信開始した。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)。同アップデートでは各バイオームに高難度のダンジョンが追加されるなど、さまざまな新要素が実装されている。
『Enshrouded~霧の王国~』はオープンワールド・サバイバルRPGだ。最大16人のマルチプレイに対応している。舞台となるのはファンタジー世界の王国、エンバーベール。かつては繁栄していた王国だったが、あらゆるものを蝕む謎の霧、シュラウドの発生によって崩壊してしまう。プレイヤーは滅びゆく種族の最後の希望、フレイムボーンとして大陸を冒険する。
本作ではボクセルで構築された世界を自由に探索し、拠点を建築することができる。世界には危険な敵が数多くおり、王国崩壊の原因となったシュラウドもあちこちに存在する。冒険をして素材を集め、生存者を集めて拠点を発展。キャラクターを強化し、さらに冒険を続けていくのだ。
本作は1月24日にSteamにて早期アクセス配信が開始された。リリースされるとさっそく多くのプレイヤーを集め、2月には開発・販売元よりプレイヤー数が200万人を突破したことが報告(関連記事)。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約4万件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得し好評を博している。
そんな本作に向けて3月26日、初となる大型アップデート「Hollow Halls」が配信開始された。同アプデでは、各バイオームにそれぞれHollow Hallと呼ばれる高難度エリアが追加されている。Hollow Hallsにはこれまでになく強力なモンスターが生息しており、挑戦の前には入念な準備が欠かせない“度胸試し”のような挑戦になるとのこと。開発元によると、ソロでの挑戦も可能だが非常に難易度が高いため、複数人で挑むことが推奨されるという。Hollow Halls関連のクエストは錬金術師と話すことで開始することが可能。ダンジョンの奥には豪華なご褒美が待っているといい、新たに追加された生存者も存在しているとのことだ。
さらに同アプデでは、新たな武器やクラフト設備、建築用のブロックや家具、装飾用の草花などが追加されている。また、プレイヤーキャラクターが椅子に座れるようになった。そのほか、60 fpsを超えるフレームレートでのスムーズなゲームプレイに対応するなどパフォーマンスの改善がなされ、UIの改良などもおこなわれている。追加・変更点は多岐にわたるため、詳細はパッチノート(英語)を参照してほしい。
開発元のKeen Gamesは今月3月13日に本作のロードマップを公開。2024年内に追加予定のコンテンツについて発表している。今回のアプデではその一部が実装されており、正式リリースに向けて順調に開発が進んでいるようだ。
『Enshrouded~霧の王国~』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。