アトラス×ヴァニラウェアSRPG『ユニコーンオーバーロード』が「品薄のお詫び」を告知。パッケージ版が足りない売れ行き好調模様
アトラスは3月12日、『ユニコーンオーバーロード』について「品薄のお詫びとお知らせ」を告知した。同作は3月8日にNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに発売されたばかり。さっそくパッケージ版が店舗にて品薄となる人気のようだ。
『ユニコーンオーバーロード』は、シミュレーションRPGだ。本作の舞台となるのは、5つの国家からなるフェブリス大陸。主人公は、戦火を生き残った亡国コルニアの王子アレインだ。アレインは伝説の「一角獣の指輪」を手に、軍を率いて民を導いていく。『十三機兵防衛圏』といった人気・高評価作品を手がけ、ファンベースも厚いアトラスとヴァニラウェアのタッグが手がける、「巨悪に挑む超王道の冒険譚」をテーマとした作品だ。
本作では、自由度の高いフィールド探索とリアルタイムで進行する独自の戦略バトルシステムを採用。5つの国を擁する広大なフィールドを駆け巡り、自由な攻略順で進行するシステムを採用している。90年代の名作SRPGの雰囲気・戦術性の継承を目指しつつ、オンライン対戦要素などの要素も盛り込んだ意欲作となっている。
そんな本作のパッケージ版が、現在品薄状態だという。アトラスの 「品薄のお詫びとお知らせ」によれば、現在多くの販売店にて品切れ・品薄の状況となっているそうだ。パッケージ通常版については順次出荷をおこなっているとのことで、予約およびダウンロード版について案内されている。
近年はゲームのダウンロード販売が台頭してきたこともあり、ゲームが品薄となる状況自体が珍しくなってきただろう。とはいえ近年では『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』や『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』などが品薄報告をした例がある(関連記事1、関連記事2)。両作共に発売後まもなく全世界売上や出荷・ダウンロード販売本数が100万本を突破する売れ行きを見せていた。
『ユニコーンオーバーロード』についても、人気・期待度の高いアトラス×ヴァニラウェアのタッグによる新作との背景があるほか、本作はレビュー集積サイトOpenCriticにてTop Critic Averageで88を獲得するなど高い評価を得ている。クラシックなシミュレーションゲームを踏襲しつつ、遊びやすくも奥深い戦略性を備えている点などが評価を受けているようだ。SNS上でも口コミが広まる様子が見られ、予想外に好調な売れ行きの結果、パッケージ版の品薄が起きたと見てよいだろう。今後の売上の勢いも注目されるところだ。
『ユニコーンオーバーロード』はNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。