『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』にて“もっとも長いビルド素材”は何なのか。コミュニティで探究始まる

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のプレイヤーコミュニティにて、ビルド素材として扱える「長いオブジェクト」を探究する動きがあるようだ。グリッチも利用されつつ、ユーザーたちは作中の「長いモノ」を報告している。

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のプレイヤーコミュニティにて、ビルド素材として扱える「長いオブジェクト」を探究する動きがあるようだ。本稿執筆時点で確認されている限り、ゲーム中最長のビルド素材はとある祠にある“シーソー板”だという。


『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、Nintendo Switch向けに2023年5月に発売されたアクションアドベンチャーゲームだ。本作では、ハイラルの地にて天変地異が発生。大地と大空が広がった世界にて、“右手”に力を宿したリンクがハイラルの異変に立ち向かう。リンクの右手に宿る「ウルトラハンド」の能力は、物体やゾナウギアを組み合わせ、さまざまなモノをビルド可能。また「ブループリント」の能力では過去にビルドしたモノの設計図が保存され、付近のパーツとゾナニウムを消費して作り出したパーツとを組み合わせて再現することができる。

プレイヤーコミュニティでは、ビルドに利用できるなかでもっとも「長いモノ」を探す動きがあるようだ。たとえばユーザーのども氏は、キマヤタの祠にある石板について紹介。石板を限界までくっ付けてブループリントにて生成する動画を投稿し、注目を集めている。21個分連結された石板は同氏の見立てによれば眺望台の2倍ほどの長さだといい、空島でいくつかの島を横切るように橋渡しできることからもそのサイズの大きさがうかがえる。ちなみに同氏はその後ユーザー反応を参考に石板の辺ではなく頂点同士を連結し、さらに約1.4倍長い物体をビルドしている。


なおゲーム中最長の物体については、Redditなどで海外ユーザーも注目していた様子。ども氏の紹介したキマヤタの祠の石板を挙げるユーザーのほか、アッカレ地方の松などの高木の丸太を挙げつつ、イヘンアの祠やマカスラの祠の金網・マラクグチの祠のレール・の長さと比較して説明するユーザーも見られた。

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byu/daaagnabit from discussion
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一方、ども氏の投稿の後には別のユーザーのZAKUYA氏がさらに長い物体の存在を報告。ロツマムの祠にある、シーソー型のギミックの板だ。同氏はキマヤタの祠の石板とのサイズ比較もしており、たしかに石板の対角線よりもシーソー板の方が長いことが確認できる。


なおシーソー板の取り外しには所定のグリッチが必要となる。また本来取り外しが想定されていない物体だからか、単体では地面をすり抜けてしまうという。シーソー板だけで最長のブループリントを作成することはできず、別の物体を組み合わせる必要があるようだ。

ちなみに“長いモノ”といえば、昨年5月12日の本作発売直後には、とにかく物体を長く繋げて謎解きを力業で攻略するようなユーザーも一部見られた(関連記事1関連記事2)。発売から1周年を迎えるにあたって、ユーザーが見つける物体の長さも格段の進歩を遂げているようだ。また今なおプレイヤーコミュニティは賑わいを見せており、ゲーム内要素に関する新たな報告が話題を呼んでいるのは興味深い。一部コミュニティではグリッチも利用されてビルド用の新たな素材を探究するような活動もあり、新たな発見も随時報告されているかたちだ。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』はNintendo Switch向けに発売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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