「ホロライブ」のマルチ対応2Dアクション『Holo X Break』Steam向けに正式発表。「ねぽらぼ」が秘密結社の野望を阻止する、『HoloCure』開発者新作
カバー株式会社のゲームブランドholo Indieは3月4日、『Holo X Break』のSteamストアページを公開した。同ストアページによると、本作は日本語字幕に対応。近日登場予定となっている。本作については『HoloCure』の公式X(旧Twitter)アカウントにて動画が公開されていたが、同開発チームによる新作だったようだ。
『Holo X Break』は、秘密結社holoXの野望を阻止するべくホロライブのタレントたちが戦う、協力ドタバタベルトアクションゲーム。カバー株式会社によるVTuberグループ「ホロライブ」の二次創作ゲームとなる。本作の世界では、ホロライブのタレントたちが平和な毎日を過ごしていた。しかしある日、社長が突然行方不明になってしまう。同時に、謎の怪しい組織「秘密結社holoX」が世界征服を宣言。手下たちとともに、行動を起こし始める。
本作のメインキャラクターとしてはホロライブ5期生から「ねぽらぼ」の4人が登場。ホロライブ本部に偶然居合わせた桃鈴ねねさん、尾丸ポルカさん、雪花ラミィさん、獅白ぼたんさんの4名が、秘密結社holoXの野望を阻止するべく戦いを繰り広げていく。ベルトスクロールスタイルのドタバタアクションが待ち受けているようだ。
「ねぽらぼ」の4人は、ランダムに手に入る装備品やアビリティなどを駆使してholoXと戦う。本作でプレイヤーは「ねぽらぼ」の4人などからキャラクターを選択。アクションやアビリティ、必殺技などを使ってステージを進んでいくようだ。
システムとしては、本作では装備アイテムが存在する。画像内では、クリティカル攻撃時にHPを回復する「ナースの角」、武器をもっている時の移動速度が2倍かつスーパーアーマーになる「宝石の髪飾り」が登場。ホロライブのタレントたちをモチーフとした装備が、プレイする度ランダムに出現するようだ。要素としては、攻撃/防御に使える消費アイテムや、レベルも存在。holoXと戦うアクション豊富なボスバトルも待ち受けている。本作ではキャラクターを強化しつつ、各キャラクターのアビリティや必殺技を活用してクリアを目指すのだろう。
また本作は、最大4人のマルチプレイに対応。オンライン/ローカルで、協力プレイが可能なようだ。ストアページによると、難易度調整も可能とされている。
本作を手がけているKayAnimateは、ホロライブの二次創作見下ろしアクションゲーム『HoloCure – Save the Fans!』を手がけてきた開発チームだ。『HoloCure – Save the Fans!』は、2022年6月にフリーゲームとしてリリース。初公開時には24時間で約5万ダウンロードを記録し、プレイヤーが集まりすぎたためにリーダーボードを一時停止するといった一幕もあった(関連記事)。なお2023年8月に配信開始されたSteam版では、記事執筆時点でユーザーレビュー2万8496件中99%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得。ユーザーレビューを見る限りでは、「ホロライブ」を知らないプレイヤーからも支持されているようだ。今回の『Holo X Break』はそんなKayAnimateの新作として、カバー株式会社の二次創作ゲーム向けのゲームブランド「holo Indie」から打ち出されるかたちだ(関連記事)。
『Holo X Break』は、PC(Steam)向けに配信予定だ。