『ファイナルファンタジーVII リバース』のファイルサイズは、約150GBの大ボリュームに。広大フィールドでの新たな冒険はデータ量もビッグ
スクウェア・エニックスは2月27日、『ファイナルファンタジーVII リバース(FINAL FANTASY VII REBIRTH)』(以下、FF7 リバース)の事前ダウンロードを配信開始。本体ストレージに必要な空き容量が約149.6GB以上となることが明らかになった。本作はPS5向けに2月29日に発売予定。
『FF7 リバース』は、PS向けの『ファイナルファンタジーVII』(以下、FF7)のリメイク三部作の二作目だ。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースに変化。前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』(以下、FF7 リメイク)ではミッドガル脱出を果たすまでの物語が描かれた。
第二作目である『FF7 リバース』では、ミッドガル脱出からのクライマックスに向かう旅が展開。自由な探索をコンセプトに、広大なワールドマップの中でセフィロスの影を追っていくことになる。なお物語はオリジナル版における「忘らるる都」までをもとにして描かれるという。
本日、本作ダウンロード版予約購入者向けに事前ダウンロードが開始された。事前ダウンロードにおけるファイルサイズは145.7GBで、本体ストレージに必要な空き容量は約149.6GB以上。容量からもかなりの大規模作品であることがうかがえる。ちなみに前作『FF7 リメイク』は「EPISODE INTERmission」を含めたPS5版では約85GB。ストレージ容量の増加からも、かなりボリュームアップしていることが垣間見える。
なお過去の海外メディアGame Informerによるディレクターの浜口直樹氏に向けたインタビュー記事では、熱心にサイドコンテンツを遊びこむ場合には100時間以上のボリュームがあると伝えられていた。美麗なグラフィックで構築され多種多様なコンテンツを備えているだけに、必要なストレージ容量も大ボリュームなようだ。
ちなみにPS5のディスクは1枚につき保存できるデータは最大100GBとされる(PlayStation.Blog)。そのため本作ディスク版はディスク1枚には収まりきらないようで、ディスク2枚組で発売予定。片方のディスクはインストール時にのみ使用し、プレイの際にはディスクの入替は必要ないそうだ。
発売が迫るなか、事前ダウンロードが開始され必要なストレージ容量も明らかになった『FF7 リバース』。メディア向けの先行プレイレビューでも広大なワールドマップに詰め込まれた多彩なコンテンツなどが高い評価を受けており、大容量のデータからなるボリューム面は注目されるところだろう(関連記事)。