『No Man’s Sky』大型アプデ「OMEGA」配信開始。既存のセーブからも始められる新共同探検登場、ドレッドノート級海賊艦“強奪”システムなど新要素いろいろ
デベロッパーのHello Gamesは2月16日、『No Man’s Sky』に向けて「OMEGA」アップデートを配信開始した。新たな共同探検「OMEGA」が約4週間にわたって実施予定のほか、新要素なども実装されている。
今回のアップデートの目玉となるのは新たな共同探検「OMEGA」だ。約4週間にわたって実施予定。銀河を横断し、アトラスの記憶を探る旅が繰り広げられるという。報酬としてはアトラスをテーマとしたジェットパックやマルチツール、ヘッドシールドのほか、宇宙船スターボーンランナーも獲得可能だ。
なお今回の共同探検では新たな仕組みとして、既存のセーブデータからも開始できるようになった。スペースアノマリーから共同探検を開始可能になり、アイテムや装備品を持ち込んで挑戦できる。共同探検は中断もできるほか、完了後には獲得したアイテムやリソースなどをもとのセーブに持ち帰ることも可能となった。また、引き続き共同探検での報酬はすべてのセーブで利用することができるそうだ。
一方で従来と同様、共同探検は新しくゲームを開始することでもプレイ可能。探索をガイドしてくれるチュートリアルも用意されており、新規プレイヤーでも始めやすいだろう。ちなみに日本時間2月20日午前3時までは各プラットフォームで無料トライアルも実施されており、ゲームを所有していないプレイヤーも共同探検「OMEGA」を含むコンテンツを体験可能だ。
このほか「OMEGA」アップデートではドレッドノート級海賊艦を降伏させることも可能となった。すべての防衛設備を破壊するか、撃沈間際まで追い込むことでプレイヤーに降伏。容赦なくせん滅して通常の賞金を得るか、ドッキングして海賊艦の艦長と交渉するかを選べるようになった。ドレッドノート級海賊艦を鹵獲することも可能であり、ユニークな格納庫や船橋が備わった弩級戦艦をわが物にすることができる。
またアップデートでは生命体から依頼される新たなミッションなども多数実装されているとのこと。不具合修正もおこなわれており、詳細はこちらのパッチノート(英文)を確認されたい。
さまざまな新要素が実装された2024年最初の大型アップデートとなる「OMEGA」。なおSteamでの本作公式ニュースでは2024年には大きな計画が複数あると(big plans for 2024)も伝えられている。その第1弾として、既存のセーブデータを利用した共同探検への参加といったこれまでと違うシステムが導入された「OMEGA」が打ち出されたかたちだ。
ちなみにHello Gamesは昨年12月、新作として建築サンドボックスゲーム『Light No Fire』を発表していた(関連記事)。新作の開発と並行して、『No Man’s Sky』にも2024年も大きな新展開が用意されていくようだ。
『No Man’s Sky』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに販売中だ。Xbox Game Pass(PC/コンソール/クラウド)向けにも提供されている。日本時間2月20日午前3時まで無料トライアルが実施されているほか、Steam/PS4/PS5/Nintendo Switch向けには定価の50%オフとなるセールも実施中だ。