一撃必殺な剣戟格闘ゲーム『Die by the Blade』5月17日発売へ。『ブシドーブレード』の影響受ける死合いがついに登場

Grindstoneは2月15日、『Die by the Blade』を日本時間5月17日に発売すると発表した。侍文化とサイバーパンクの要素を融合させた、サムライパンクの世界観をもつ格闘ゲームだ。

パブリッシャーのGrindstoneは2月15日、『Die by the Blade』を日本時間5月17日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。また今年10月にはコンソール版もリリース予定とされている。ストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定だ。


『Die by the Blade』は、伝統的な侍文化とサイバーパンクの要素を融合させた、サムライパンクの世界観をもつ格闘ゲームだ。体力ゲージが存在せず、一撃で勝負が決するシステムを採用。1997年発売の和風格闘ゲーム『ブシドーブレード』などから影響を受けているとされる(関連記事)。

本作にはストーリー主導のシングルプレイモードのほか、ローカル・オンラインでの対戦モード、また練習モードやトーナメントモードが用意される予定。戦いにおいては、キャラクターではなく武器によって戦闘スタイルが決まるシステムを採用。勝敗が一瞬で決まり得るため、武器ごとのコンボを把握し、反射神経を研ぎ澄まして攻撃を受け流したり回避したりしながら、攻撃の隙を探ることになるだろう。

なお戦闘スタイルは武器に依存するため、キャラクターをプレイヤーの好みで自由に選択できる点もアピールされている。キャラクターカスタマイズ機能も用意され、鎧を着せたり“サイバネティックマスク”で飾り立てたりすることもできるそうだ。武器のカスタマイズも用意される見込み。

 


本作を手がけるのはスロバキアのデベロッパーTriple Hill Interactiveと、インディー開発者の十湖美鳥氏だ。本作は当初、パブリッシングおよび共同開発を務めるGrindstoneにより2020年8月に発表。その後Kwaleeがグローバルパブリッシングをおこなうことが決定し、2022年11月に発売予定と発表されたものの発売は延期。今回、新たな発売予定が日本時間5月17日に決定されたかたちだ。

なおこの間にはKwaleeからの権利の再取得がおこなわれていたという。同社とはプロジェクトに対するビジョンの相違があったといい、ゲームの真の可能性(true potential)に影響を与えていると判断されたそうだ。そうした中でGrindstoneは外部資金を獲得してKwaleeから権利を再取得し、発売の目途がたったかたちだという。特徴的な世界観やゲームプレイから注目を集めていた作品であり、登場が注目されるところだ。

『Die by the Blade』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに5月17日発売予定。コンソール向けにも今年10月にリリース予定とされている。Steamではデモ版も配信中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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