アクワイア発ローグライクアクション『超古代兵器ホリー』3月8日発売へ。人を恨む少女型兵器、敵を埋め潰しながら地上を目指す
株式会社アニプレックスおよび株式会社アクワイアは1月28日、ローグライクアクション『超古代兵器ホリー(Ancient Weapon Holly)』を3月8日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Nintendo Switchで、価格は税込1980円。Steamでは現在体験版の配信がおこなわれている。なお本稿執筆時点で発売日は未定ながら、PS4向けにも発売予定とされている。
『超古代兵器ホリー』はローグライクアクションゲームと標榜されている。舞台となるのは魔法遺跡の底。作中では遥か昔に世界を巻き込んだ戦争が起こり、その中で自律型兵器が作られた。「ホリー」と名付けられたその兵器は少女の姿をしていた。彼女はムチとなった腕で建物や人々をなぎ倒すことができ、あまりの力を恐れられた彼女は地中に封印されることとなる。その後、ホリーは数万年の時を経て眠りから目覚める。彼女はかつて自身を封印した人類への恨みから、復讐のため地上を目指すこととなる。
本作は、ブロックで構成されたダンジョンを探索しつつ、遭遇した敵と戦う。ホリーの力の源である祭壇を守りつつ、フロアを塞ぐゲートを破壊する必要がある。ホリーはムチのように伸びる腕を振るう近接攻撃や、エネルギー弾での遠距離攻撃ができる。とはいえ、封印から目覚めたばかりのホリーは兵器としての機能は低下している模様。
またホリーは地面や壁を多少破壊することができる。敵を攻撃するだけでなく、そうした能力を活用し、敵の動きを制限したり、誘い込んだりすることによって、敵を落とし穴に落とすのだ。落とし穴に落ちた敵は自らの手で埋め潰すことができるため、いかに敵を誘導し、落とし穴に誘い込めるかといった戦略面が重要になってくるだろう。
さらに敵を倒すたびに、強化アイテムを手に入れることができる。このアイテムは使用することでホリーを進化させ、祭壇の機能を開放することができる。スキルツリー形式となっているため、プレイヤーごとの戦略に沿った方向性の強化が可能となっている。
本作を手がけるアクワイアは、『天誅』や『AKIBA’S TRIP』、『OCTOPATH TRAVELER』シリーズの開発元として知られている。近年同社は開発およびパブリッシングをおこなう小規模作品の展開に乗り出しており、昨年には複数の作品を続けざまに発表。『スカーズ・オブ・マーズ』、『霧の戦場のヴェルディーナ』(関連記事1、関連記事2)などが開発中となっており、『XALADIA: Rise of the Space Pirates X2』(関連記事)は昨年10月に配信開始となった。『超古代兵器ホリー』も昨年発表されたなかの一作であり、今回発売日が発表されたかたちだ。Steamでは体験版が配信されているため、気になる人は遊んでみるといいだろう。
『超古代兵器ホリー』は3月8日にPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch向けに発売予定だ。価格は税込1980円。PS4向けの発売日は本稿執筆時点では未定となっている。