アクワイアのSFリアルタイムRPG『スカーズ・オブ・マーズ』発表。4機のヒューマノイドをカスタム・編成し、常に時間が流れる戦略バトルに挑む

 

アクワイアは9月20日、RPG『スカーズ・オブ・マーズ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年配信予定。

『スカーズ・オブ・マーズ』は、2158年の未来世界を舞台にするRPGだ。止まらない時間のなかで瞬間ごとに意思決定をし続け、的確な指示を素早くおこない敵を倒していく、緊張感と達成感のあるゲームプレイが特徴だという。本作にてプレイヤーはヒューマノイド部隊の指揮官となり、突如連絡が途絶えた火星にある研究施設という閉鎖空間から生存者を救出し、火星から脱出するという極秘任務に挑む。

本作では、プレイごとに生成されるルートを選択しながら研究施設を探索。敵やイベント、アイテムコンテナなどの配置は毎回変化する。ヒューマノイドはバッテリーで稼働し、ルートの移動やバトル、あるいはイベントにて迷っているあいだも、その残量はリアルタイムで減っていく。そのため、最深部にいるボスの打倒を目指すのか、戦闘を避けて装備やアイテム収集をメインにして途中帰還するのかなど、残りのバッテリー量とパーティの状態を的確に見極めた判断が求められるそうだ。



研究施設内ではさまざまな敵が登場し、リアルタイム・フォーメーション・バトルが展開。3×3マスのフィールドにて、プレイヤーは指揮官として編成した4機のヒューマノイドを操作して戦う。どの順番で操作するのかや、戦うのか避けるのか、あるいは回復するのか守るのかなどを、リアルタイムにバトルが進行するなかで決断。戦略的な位置取りと行動タイミングの駆け引きが重要になるとのこと。

パーティを構成する4機のヒューマノイドは、それぞれキャラクターカスタマイズが可能。クラス・素体・武器を組み合わせることで、たとえば「移動は遅くても遠くまで攻撃できるスナイパー」「素早く移動し敵を切り裂くファイター」「移動は遅く防御力も低いが近接攻撃に特化したバーサーカー」「回復や防御支援に特化したヒーラー」などを作成できる。


本作を手がけるアクワイアは、古くは『天誅』や『侍道』シリーズなどで知られ、ほかにも『AKIBA’S TRIP』や『剣と魔法と学園モノ。』、『OCTOPATH TRAVELER』シリーズなどを手がけているデベロッパーだ。最近同社は自主販売による小規模作品の展開に乗り出しており、本作以外にも『XALADIA: Rise of the Space Pirates X2』や『Ancient Weapon Holly』を立て続けに発表。9月21日から開催される東京ゲームショウ2023では、アクワイアのブース(09-E76)にてこれら3作品が出展される。

スカーズ・オブ・マーズ』は、PC(Steam)向けに2024年配信予定だ。