『アサシン クリード ミラージュ』バシムのアサシンブレードが「いいね」で伸びる。最終的にはブレードは宇宙に到達

Ubisoftは1月6日、自身の公式Xアカウントにて、300いいね毎に『アサシン クリード ミラージュ』の主人公バシムの持つアサシンブレードを大きくするとして、画像を投稿した。投稿には多くのいいねが集まり、アサシンブレードは宇宙規模の大きさになったようだ。

Ubisoftは1月6日、自身の公式Xアカウントにて、300いいね毎に『アサシン クリード ミラージュ』の主人公バシムの持つアサシンブレードを大きくするとして、画像を投稿した。投稿には多くのいいねが集まり、アサシンブレードは宇宙規模の長さになったようだ。


『アサシン クリード ミラージュ』は、アクションアドベンチャーゲーム『アサシン クリード』シリーズの最新作だ。開発は『アサシン クリード ヴァルハラ』の拡張コンテンツ「ドルイドの怒り」を手がけたUbisoft Bordeauxがメインに担当。シリーズ第1作『アサシン クリード』へのオマージュと、シリーズ原点への回帰を謳っている。

本作の舞台は、前作『アサシン クリード ヴァルハラ』の約20年前となる、9世紀のバグダッド。主人公のバシムは、幼い頃に母親を亡くし、バグダッドの路上にて1人で生活していた。そうして17歳になったバシムは、ある日古来より続く組織「隠れし者」に才能を見出され、彼らの元で技術と教義を学んでいく。素行の悪い青年が運命に葛藤し、世界を裏で牛耳る結社に立ち向かいつつ、マスターアサシンへと成長する物語が描かれる。

そんな本作について、UbisoftがX上に1枚の画像を投稿した。画像は本作のパッケージにもなっている一枚絵だ。バシムが建物の陰に隠れつつ剣を携え、アサシンブレードを展開し、まさに暗殺に向かわんとする状況を描いている。この画像にはキャプションが加えられており、「Every 300 likes, we’ll make the hidden blade bigger(300いいねごとに、アサシンブレード(hidden blade)を大きくしていきます)」とのこと。


投稿はさっそく多くのいいねを集め、アサシンブレードは順調に伸びていった。はじめは左手からちらりと覗く程度であったアサシンブレード。それがバシムの頭より大きくなり、画像の範囲からはみ出してしまうほどに。アサシンブレードだけが大きくなっているコラージュは画像の解像度に差があり、いわゆる“雑コラ”と呼ばれるような状態になっていてどことなくシュールな雰囲気もある。

その後もいいね数は伸び続け、それと同時にアサシンブレードも伸び続ける。アサシンブレードはバグダッドの建物に並ぶほどの大きさに。やがてルブアルハリ砂漠と思しき場所からも確認できるまでになった。バグダッドを目指す際に迷うことがなくなるだろう。

そして最後にはバグダッドから宇宙に向け一筋のブレードが伸び、やがて銀河系からも視認できるほどの大きさに。これほどまでに大きくなったアサシンブレードを抱えて、果たしてバシムが平気なのかどうかは気になるところだが、とにかくブレードはUbisoftが準備していた最大の長さまで伸びたようだ。


ちなみに、いいねの数によってキャラクターなどを伸ばすというイベントは他の作品でもおこなわれており、公式アカウントお決まりの“おふざけ”となっている。たとえば、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』海外公式Twitterアカウントは2022年7月に「いいねの数に応じてソニックの足を伸ばす」という企画を開始。約4時間で6万を越えるいいねを集めた結果、伸びた足によってソニックが月に着弾し、粉々に月を砕いた(関連記事)。

また、『ファイナルファンタジーXIV』公式アカウントも、2023年の「世界ラクダの日」である6月22日に同様の企画を実施。2000いいねごとにジャムメルの首を伸ばすと告知し、いいねが集まった結果、最終的に星外宙域のウルティマ・トゥーレまで到達した(関連記事)。どうやらいろいろなものが伸びきった先は、最終的に宇宙に辿りついて終幕となるようだ。

今回のUbisoftによる投稿も、作品にまつわる何かを伸ばすという公式アカウントのお決まりともいえるおふざけを実施したかたちだ。この一連の投稿はユーザーの注目を集めたのか、合計で3万いいねほどを獲得している。公式アカウントのささやかなおふざけに集まったいいねの数は、シリーズの人気を反映していると言えるかもしれない。

アサシン クリード ミラージュ』は、PC(Epic Gamesストア/Ubisoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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