『League of Legends』エグゼクティブプロデューサーが退任へ。後任人材募集も、Riot Gamesを去るわけではない

Riot Gamesは12月12日、今後の『League of Legends(LoL)』のランクマッチ報酬や本作のビジネスモデルなどを紹介する動画を公開。エグゼクティブプロデューサーのがその座を退くことも発表された。

Riot Gamesは12月12日、今後の『League of Legends(LoL)』のランクマッチ報酬や本作のビジネスモデルなどを紹介する動画を公開した。その動画の最後では、Jeremy Lee氏が8年間務めたエグゼクティブプロデューサーの座を退くことも発表された。

『LoL』公式YouTubeチャンネル上で公開された今回の動画では、開発者によって追加されるランクマッチ報酬の詳細や有料コンテンツにおけるビジネスモデルについて明かされている。そして動画の最後では、『LoL』エグゼクティブプロデューサーのBrightmoonことJeremy Lee氏が辞任し次の人にバトンタッチすると発表した。

Lee氏は動画が公開された後、自身のXアカウント上でも本作のエグゼクティブプロデューサーの任を退くすることを発表。開発チームへの参加を募集する内容を投稿した。同氏によれば『LoL』が大好きで、大規模なゲーム開発チームを率いた経験がある人を募集しているとのこと。近日中に仕事内容の詳細もWebサイトに掲載するとのことで、Lee氏の代役となる人はまだ決定していないようだ。

この報告をユーザーは惜しんでいるようだ。8年間の任をねぎらう声や、コミュニティのフィードバックに対し細かくコミュニケーションを取っていたことに対する感謝の声がSNS上などで多くみられる。

特に2023年シーズンに関しては、チャンピオンのリワーク進捗の報告や仕様変更、新チャンピオンの紹介など、変更や追加が多かった(関連記事1関連記事2)。その都度、今回のような動画形式で開発者からの説明がおこなわれた。そのためLee氏の露出や開発者とのコミュニケーションの回数がより増えたのだろう。

動画内でLee氏はエグゼクティブプロデューサーを辞任すると発表しつつも、Riot Gamesから退社するわけではないと付け加えた。そして、同社内で他のことをするつもりであるため近いうちに再びお目にかかれるかもしれない、と今後の希望についても語った。

Image Credit: League of Legends on YouTube


Riot Gamesは近年では『LoL』本編だけでなく、ユニバースを取り扱った作品として『ヌヌの唄:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』や『メイジシーカー: リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』といった作品を発表している。さらに今後本作のキャラクターが登場する2D対戦格闘ゲーム『Project L』の開発もおこなわれているなど、広く『LoL』に関連した作品が展開されている。Lee氏の異動先についての情報が特に公開されているわけではないが、そうした『LoL』関連の作品展開がなされていくなかで、再び同氏の姿を目にすることがあるかもしれない。

なお今回公開された動画内では、名誉褒賞としてアクシャンのスキンが、ランク褒賞としてトリンダメアのスキンが追加されると発表された。またビジネスモデルについての説明や、最小要件が更新され、Windows8.1とそれ以前のOSをサポートしなくなることも公表された。各事項の詳細について気になる方は動画を参照されたい。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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