KOTAKE CREATEは11月17日、『８番出口』のリリースが11月30日に決定したと発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。Steamストアページなどが公開中となっている。
『８番出口』は、無限に続く奇妙な地下通路からの脱出を目指す、短編ウォーキングシミュレーター作品である。本作の舞台は、無限に続く地下通路だ。動画やスクリーンショットを見る限り、舞台は一見普通の日本の地下通路のように見える。壁面には歯科医院やバイト募集のポスターなどが掲載。8番出口の先には、南部公園や水清中学校、八本木交差点といった場所があるという。しかし動画内では、地下通路が無限に続く様子が映されている。どれだけ歩いても出口にたどり着かないどころか、先へ進んでいるはずなのに同じ場所を何度もループしている。主人公は、無限に続く地下空間に閉じ込められてしまっているのだ。
本作でプレイヤーは、無限に続く地下通路で8番出口を目指す。ゲームプレイにあたっては、周囲の観察が重要になるようだ。Steamのストアページ上には、異変を見逃さないこと、異変を見つけたら引き返すこと、異変が見つからなかったら引き返さないこと、といった注意事項が記載されている。そうした点に気を配ることで、8番出口へたどり着けるのかもしれない。公称プレイ時間は15分から60分ほど。Liminal SpaceやThe Backroomsなどにインスパイアされたという、奇妙な空間での体験が描かれる。
本作『８番出口』を手がけているのは、国内の開発者コタケノトケケ氏だ。本作は11月3日に同氏のX（旧Twitter）上にて発表。記事執筆時点で、YouTube上のトレイラー動画は10万再生、告知ポストは1万3000リポストを突破するなど、注目を集めていた。今回の発表では、そんな本作の発売日が決定したわけだ。
また同氏は、不気味な巨大生物と対峙するスリルアドベンチャー『STRANGE SHADOW』も開発中。同作はSteamのストアページによると、2025年にリリース予定となっている。
『８番出口』はPC（Steam）向けに11月30日リリース予定だ。
