幻想ローグライクカードRPG『水星汐』正式発表。森を彷徨う旅人となり、仲間を集めながら帰り道を探す

個人開発者のRenka氏は10月18日、『水星汐』を正式発表した。プレイヤーは森を彷徨う旅人として探索を繰り広げる、ローグライクカードRPGだ。

個人開発者のRenka氏は10月18日、『水星汐』を正式発表した。対応プラットフォームPC(Steam)。ストアページによると、日本語表記にも対応予定。


『水星汐』はローグライクカードRPGとされている。プレイヤーは森を彷徨う旅人となり、帰るべき道、あるいは世界の秘密を求めて探索。仲間や資源を集め、アイテムを合成しながら歩みを進めていく。

本作はカードを主体に進行するそうで、たとえば登場キャラはキャラクターカードとして表現される。またキャラクターカードとエリアカードを組み合わせれば、キャラはその場所を探索。アイテムカードと組み合わせれば新たなツールを合成することもできるという。なおキャラは一人ではなく、作中には数十名の仲間になるキャラが存在。チームを組んで世界を探索することになるそうだ。


探索には危険が伴い、道中ではさまざまな敵と遭遇。敵を倒したり、ワールドを探索したりするなかではアイテムを獲得可能。アイテム合成によりさまざまなツールや料理を作成すれば、キャラを成長させられる。不要なアイテムを売れる市場もあるそうで、金貨を獲得して新たなキャラを雇ったりすることもできるという。

そうして深部に進むにつれ、プレイヤーはさまざまな人と出会うことになる。その際の選択肢によっては、帰るべき道を見つけることも可能だそうだ。


本作を手がけるのは個人開発者のRenka氏だ。過去には交易パズルゲーム『サンセット・ルート』、リアルタイム選択要素のあるADV『フラッシュバック』などを開発。直近では今年6月に、カードを選択しながら夜明けまでの時間を耐え抜くローグライトゲーム『白夜夢』がリリースされている。3作品ともにSteamユーザーレビューでは「非常に好評」ステータスを獲得。いずれも定価120円と安価な点や、作品ごとに違った持ち味を備えたゲームプレイが一定の評価を受けている。また同氏が手がけるアートスタイルや世界観も好評だ。

今回正式発表された『水星汐』はRenka氏にとって4作目のタイトルだ。ローグライクカードRPGと標榜されており、過去作で培われたノウハウも活かされているのだろう。リリース日も含め、続報に注目したい。

『水星汐』はPC(Steam)向けに来年第1四半期に発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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