『アーマード・コア6』アプデで「バズーカ」が「とにかく当たる」として脚光浴びる。ほかの武器も人気上昇中

フロム・ソフトウェアは10月5日、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』にて新レギュレーションVer.1.03.1を配信開始した。武器種「バズーカ」が新たに脚光を浴びているようだ。

フロム・ソフトウェアは10月5日、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』にて新レギュレーションVer.1.03.1を配信開始した。同アップデートでは、後半な武器やパーツの性能が調整。さまざまな武器性能が上方修正される中、通称・重ショットガンこと「ZIMMERMAN」含む、複数のいわゆる“強武器”の性能が下方修正された。そんな中、武器種「バズーカ」が新たに脚光を浴びているようだ。


『アーマード・コア6』は、メカカスタマイズアクションゲーム『アーマード・コア』シリーズの最新作だ。本作の舞台は、辺境の開発惑星ルビコン。本作においてプレイヤーは、ハンドラー・ウォルターなる人物に導かれ独立傭兵となった強化人間「621」として戦闘メカ「アーマード・コア(AC)」に乗り、エネルギー資源コーラルを巡る戦いに身を投じていくことになる。

本作では多種多様な武器種が存在。中にはプレイヤーらから特に強いとされ、攻略や対戦での採用率の高さが見て取れる武器もいくつかあった。たとえばショットガン「ZIMMERMAN」や連装グレネード「SONGBIRDS」、そしてスタンニードルランチャーこと「VE-60SNA」などだ。昨日配信の新レギュレーションでは、そうした目立つ武器たちの性能が一挙下方修正された(関連記事)。しかしその一方で、ほかの武器たちの性能は数多く底上げ。そんな中、適応するプレイヤーたちは、それまでやや目立たなかった武器種「バズーカ」に強さを見出したようだ。


バズーカは、高威力・高衝撃と着弾時に爆発を伴うのが特徴の武器種だ。広範囲を巻き込むグレネードランチャーに比べると爆発範囲は控えめ。また、弾速も遅い傾向がある。本作ではどのような武器にもそれぞれ特有の使い心地や個性・出番があるような設計となっている。そのためバズーカ武器種についてもそれぞれ実用に十分な性能をもつものの、しっかり当てるためには技量が必要だったり装備負荷が高かったりする、やや玄人好みな立ち位置の武器となっていた。しかし、前述の新レギュレーション到来によって、その立ち位置にも変化が訪れたのだ。

新レギュレーションでは、腕部に装備するバズーカ4種すべての性能が上方修正された。特殊バズーカである「JVLN ALPHA」を含めて、全バズーカのリロード時間が短縮され、弾速が向上したのである。本作では、弾速の向上は原則として命中率の向上を意味する。バズーカの最大の弱みが緩和されたかたちとなったわけだ。


そんなバズーカの躍進を、プレイヤーたちがこぞって確かめている。Xでは一時「バズーカ」がトレンド入り。同ワードで検索してみれば、本作プレイヤーたちがバズーカの性能向上について口々に語っている。弾速の向上によって元々の当たり判定の優秀さが浮き彫りとなったのか、それとも別の要因か「近接信管のように爆発するようになった」との報告も口々に語られる状態だ。とにかく、バズーカが強くなって喜ぶ人々が沢山いるのである。

また、バズーカの躍進は、新レギュレーションの「強い武器をマイルドにし、やや使いづらさのある武器を底上げする」という調整傾向を示す代表例でもあるだろう。同レギュレーションではほかにもグレネード類が近接信管となり、弾数弾速を上方修正され使い勝手が向上。ほかにもニードルガンの弾数向上・双対ミサイルの性能軒並み向上・高誘導ミサイルの誘導性や弾速およびロック時間向上など多くのパーツに対して、愛用者にとって嬉しい調整が入っている。また、そうした武器を新たに試してみて気に入ったとの声も見られるようだ。


一方で、「ZIMMERMAN」「SONGBIRDS」「VE-60SNA」など下方修正された武器についても、「元々優秀だった武器の性能水準が揃った」といった意見が散見される。それらの武器を愛用していた方も、改めて使い勝手を確かめてみるのがよいだろう。また、上方修正された武器を新たに試してみる機会ともなるはずだ。

ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』はPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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