ローグライト・ドワーフ協力FPS『Deep Rock Galactic: Rogue Core』発表。大人気採掘FPSスピンオフ、惑星深部では自分も敵もどんどん強くなる

Ghost Ship Gamesは10月5日、『Deep Rock Galactic: Rogue Core』を発表した。本作は最大4人協力プレイのローグライトFPSだ。

Ghost Ship Gamesは10月5日、『Deep Rock Galactic: Rogue Core』を発表した。PC(Steam)向けに、2024年11月に早期アクセス配信開始予定。

『Deep Rock Galactic: Rogue Core』は、ドワーフ採掘協力FPS『Deep Rock Galactic』のスピンオフ作品だ。最大4人協力プレイのFPSというゲームシステムはそのままに、ローグライト要素が導入されるそうだ。本作の舞台となる惑星Hoxxes IVでは、驚異的な価値と実用性を備えた新鉱物Expeniteが発見されたという。宇宙採掘会社Deep Rock GalacticはExpeniteを採掘すべく、これまで以上に深部での採掘を秘密裏に開始。しかし突如としてすべての採掘現場が暗闇に包まれ、一切の連絡が途絶えてしまった。プレイヤーはドワーフの精鋭部隊ReclaimersとしてHoxxes IVに向かうことになる。

本作はソロプレイまたは最大4人協力プレイが可能。各ミッション開始時にはロードアウト選択をおこなうシステムとなる。アビリティをそなえたスーツ「Phase Suit」のほか、特徴的な武器を選択。自動生成される複数のステージを戦い抜き、危険な発掘現場の最深部を目指すのだ。


また各ステージでは装備や武器を回収することも可能。さらにExpeniteを手に入れてドローンに投入すると、さまざまなアップグレードを得られるという。ミッション中にキャラがどんどん強化されていく分、進行に応じて難易度が激化していくそうだ。なおアップグレードは一時的とのことで、ミッション終了後はリセットされる模様だ。そのほかミッションの合間には宇宙船に帰還することになり、完了したミッションによって武器やPhase Suit、スーツの強化モジュールなどを恒久的にアンロック可能。『Deep Rock Galactic』とは違った、ローグライト作品ならではのゲームサイクルを楽しめるのだろう。

『Deep Rock Galactic: Rogue Core』の開発は、『Deep Rock Galactic』と同じくGhost Ship Gamesが担当する。早期アクセスとしての配信が予定されており、期間は1年半から2年で想定されているそうだ。2024年第1四半期にはクローズドアルファテストが予定されているとのことだ。現状では11月の早期アクセス配信開始が計画されているものの、今後変更となる可能性もあるようだ。


なお『Deep Rock Galactic』は2023年1月時点で、累計売上550万本を突破。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約19万件中97%が好評の「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。人気と好評を博す同作にはすでに別のスピンオフ作品も発表されており、Funday Gamesが手がける『Deep Rock Galactic: Survivor』が2023年内に早期アクセス配信開始予定となっている。こちらはシングルプレイ向けの見下ろし型アクションゲーム。自動射撃で敵の大群を相手にしつつ、アップグレードを選択しながらキャラを強化していく『Vampire Survivors』風のゲームプレイが採用される(関連記事)。今回発表された『Deep Rock Galactic: Rogue Core』はGhost Ship Gamesが自ら手がけ、ジャンルの異なる新たなスピンオフ作品として展開されるかたちだ。

ちなみに『Deep Rock Galactic: Rogue Core』の開発にあたって『Deep Rock Galactic』のシーズン5開幕は2024年6月に延期になるという。同シーズンは、『Deep Rock Galactic: Rogue Core』の前哨戦を描く内容になるそうだ。

『Deep Rock Galactic: Rogue Core』はPC(Steam)向けに2024年11月に早期アクセス配信開始予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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