『FF14』のTRPG発表、2024年5月25日発売へ。エオルゼアでの冒険をアナログでも楽しめる、“TRPG入門者でも大丈夫”な作品に
スクウェア・エニックスは9月21日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のTRPG(テーブルトップロールプレイングゲーム)『FINAL FANTASY XIV TTRPG』(以下、『FF14 TTRPG』)を発表し、2024年5月25日に発売すると告知した。『FF』シリーズ初の公式TRPGで、本日よりティザーサイトが公開されている。
TRPGとは、いわゆる非電源のロールプレイングゲームだ。コンピュータがゲームを管理する電源ゲームと異なり、紙やペン、サイコロなどを用いて、ゲームの裁定を人間のゲームマスターがおこなうゲーム形態である。近年はオンラインでTRPGを遊ぶことができるツールも多くリリースされており、ネット環境があれば実際に机を囲まなくともプレイすることができる。
『FF14 TTRPG』は、『FF14』の世界観を卓上に落とし込んだオリジナルシステムのTRPGとなるようだ。TRPGに触れたことがない人でも大丈夫、というコンセプトから、比較的裁定が簡単なシステムになっていることが予想される。プレイ人数は3~5人(推奨5人)。ゲームマスターが1人にプレイヤーが4人と考えると、本家『FF14』でいうライトパーティ構成が推奨されているとみられる。
本作は入門用ルールブックとマップやダイス、予兆マーカーなどが入った「入門用スターターセット」のほか、基本的なルールを収録した「スタンダードルールブック」や、オリジナルシナリオやゲームマスターガイドを収録した「シナリオ&ゲームマスターガイド」も発売される。公式サイトでは「おなじみのF.A.T.E.やモンスター、NPCに出会えることもあるかもしれません」と紹介されており、オンラインゲームで馴染み深いエオルゼアの景色がTRPGでも楽しめるようだ。
『FF14』では2022年5月に、新生8周年を記念した生放送にて、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏らがオリジナルTRPGを遊ぶ場面もあった。このときプレイしたTRPGは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をベースにしたシステムだったが、『FF14 TTRPG』のシステムとの違いは不明である。しかし、生放送で使用されていたダイスは20面・6面・10面の3種類だったが、「入門用スターターセット」に付属しているダイスは20面と6面の2種類のみ。TRPG初心者向けのシステムということもあり、おそらくルールは違ったものになるのだろう。
『FINAL FANTASY XIV TTRPG』は2024年5月25日発売予定だ。
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