『龍が如く8』桐生は“覚醒”時「アクションバトル」可能に。スジモンを集めて戦わせる「スジモンバトル」実装など、ゲームプレイ詳細一挙お披露目

 

セガおよび龍が如くスタジオは9月20日、特別番組「RGG SUMMIT FALL 2023」にて、『龍が如く8』のゲームプレイ詳細を公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、2024年1月26日リリース予定。

『龍が如く8』は、『龍が如く』シリーズの最新作だ。本作で舞台のひとつとなるのは、シリーズ初の海外であるハワイ。前作で主人公を務めた春日一番と、桐生一馬のダブル主人公となっている。母を探してハワイを訪れ、すべてを失って文字通り裸一貫から異国の地で成り上がる春日と、「人生最期」の戦いに挑む桐生が織りなす物語が描かれる。

今回特別番組にて、本作の物語およびゲームプレイに関する詳細が明らかにされた。まず本作の舞台となるハワイは、前作の舞台である「伊勢佐木異人町」の約3倍の規模となると、スタジオ代表の横山昌義氏により明かされた。同氏いわく、シリーズでも過去最大規模のマップとなるそうだ。


また、『龍が如く8』では前作から引き続きコマンドRPG形式が採用されることが伝えられていた。本作では「新ライブコマンドRPGバトル」と銘打ち、新要素が追加されているという。まず、今回明らかになった要素として、桐生一馬は「覚醒」することによってシステムの垣根を飛び越え「アクションバトル」が可能になるという。長らくアクションゲームとして展開されてきた過去作のファンにとっても、嬉しい要素となるだろう。

本作ではさまざまなハワイでのアクティビティを体験することでジョブチェンジが可能になるという。サムライ・ウエスタンマン・トロピカルダンサーといった新職業が登場。そして前作では敵キャラについて「下手に絡んだらボコボコにされるような危険な人間、スジモン」と定義。コレクション要素「スジモン図鑑」があった。本作では新職業「召喚士」となることで、そうしたスジモンを呼び出して使役することが可能となるようだ。


本作ではスジモン要素もさらに充実、ゲットしたスジモンを育て、スジモン同士の戦いに挑む「スジモンバトル」が楽しめるという。スジモンたちを従えて、最強のスジモンマネージャーを目指すのだ。また、ミニゲームとしてはセガのタクシー運転ゲームのような雰囲気醸し出す配達ゲーム「クレイジーデリバリー」が登場し、シリーズでおなじみのカラオケやギャンブルといった要素も盛り込まれる。


「ゲーム内ゲーム」としては『ゲットバス』『スパイクアウト』などの過去作がゲーム内でプレイ可能。ほかにも『バーチャファイター3tb』などが登場する様子で、傾向としてはセガのアーケードゲーム基板MODEL3で展開された作品がどんどん充実している。


なお、今回の発表に伴い、本作のSteamストアページも公開。そちらでは「このゲームは頻出するヌードや性的コンテンツを含みます」とされており、閲覧に生年月日入力が必要となっている。シリーズ過去作よりも、“肌色が多い”などきわどい傾向もあるのかもしれない。

龍が如く8』はPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、2024年1月26日リリース予定。9月21日から24日(一般公開日は23・24日)にかけて幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2023では、本作のスペシャル体験版がプレイアブル出展されるという。こちらは『龍が如く7外伝』のスペシャル体験版とは別の内容とのこと(関連記事)。