個人開発者の9log6氏は9月2日、『傀儡の宿（Kairai Inn）』を9月4日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）で、価格は580円。同氏のX（旧Twitter）アカウントではおおよその予定日が伝えられていたが、正式に発売日が決定したようだ。
『傀儡の宿』は、グロテスクな怪物と戦いながら先へ進む、一人称視点のホラーアクションゲームである。本作の舞台は、傀儡なる怪物が存在する建物の中だ。本作でプレイヤーは、傀儡と戦いながら、次のエリアへと進んでいく。スコアアタック型と謳われており、より深いエリアや高いスコアを目指すゲームプレイが待ち受けているのだろう。
プレイヤーは傀儡の特性を理解することで、エリアを効率的に攻略していくようだ。傀儡には、それぞれ能力や個性が備わっている。具体的には再生能力やほかの傀儡を強化する力を持つモノや、巨大かつ素早い傀儡などが存在。強力な傀儡とししては、口の中に口がある強力なバフ保持者「マーチマーチ」や、8つの首を持つオクトエンドが登場するようだ。
一方でプレイヤーには、アイテムやアビリティが用意されている。スクリーンショット内には、近くの敵に物理ダメージを与えるナイフや、宝箱の位置を表示する虫眼鏡といったアイテムが登場。またアビリティは一定条件によって発動し、攻撃力上昇や速度上昇といった効果が得られるようだ。本作ではエリア内の敵にあわせてアイテムやアビリティを駆使することで、ハイスコアを目指していくのだろう。要素としては、本作にはゲームモードが3種類、アビリティは12種類存在。特徴としては、グロテスクな外見の怪物たちも挙げられるだろう。
本作を開発しているのは、個人開発者の9log6氏だ。過去作としては、『滲む美術館』『あぬねめ 』などを公開。2023年4月にはSteamにて『タガー・マスコット』をリリースしており、同作では追いかけてくる殺人着ぐるみとのプリミティブなゲームプレイが展開されていた。本作ではSteamストアページよると、 個性豊かな傀儡たちとの死闘が待ち受けているそうだ
『傀儡の宿』は、PC（Steam）向けに通常価格580円で9月4日配信予定だ。
