『Call of Duty: Modern Warfare III』では『CoD: MW II』の武器・オペレーター・スキンをほぼすべて引き継げる。前作全武器アンロック可など詳細発表

Activisionは8月9日、新作『Call of Duty: Modern Warfare III』に引き継げる要素について詳細を発表した。『CoD: MW II』から装飾アイテムなどさまざまな要素を引き継ぎ可能だそうだ。

Activisionは8月10日、新作『Call of Duty: Modern Warfare III』に引き継げる要素について詳細を発表した。『Call of Duty: Modern Warfare II』から武器やオペレーターのアンロック状況、装飾アイテムなどさまざまな要素を引き継ぎ可能だそうだ。


『Call of Duty: Modern Warfare III』(以下、CoD: MW III)は、2022年発売のFPS『Call of Duty: Modern Warfare II』(以下、CoD: MW II)に続く作品となる。なお、2011年に同名作品が発売されているが、同じく同名が採用された前作同様、世界観を共有しながら新たなアレンジが施されたゲーム内容になるものと考えられる。

先日公開されたティザー映像では、「Modern Warfare」シリーズに登場してきたタスクフォース141所属のジョン・プライス大尉と思しき顔が映し出されている(関連記事)。また本日公開されたトレイラーでは、旧シリーズの宿敵マカロフの登場も示唆されている。

https://youtu.be/TpSaqgz9o4s


今回、本作に向けて前作から引き継ぎ(Carry Forward)可能な要素について詳細が発表された。新作『CoD: MW III』では、『CoD: MW II』から各種コンテンツを引き継ぎ可能。『Call of Duty: Warzone』についても、現行バージョンまでに獲得したコンテンツは『CoD: MW III』発売後の新たなバージョンに引き継ぎできるそうだ。引き継ぎ可能要素には、アンロックした武器や装飾アイテム、バンドル、オペレーターなどが含まれる。ただし新作『CoD: MW III』に登場しない要素については、装飾アイテムなどは引き継ぎできないという。また戦闘BGM(Wartracks)も引き継ぎができないそうだ。そのほか新作『CoD: MW III』から『CoD: MW II』への、後方引き継ぎ(Carry Back)も不可能とのこと。

また各要素の引き継ぎについてはさらに詳細に解説されている。まずオペレーターについては、『CoD: MW II』でアンロックしたデフォルトスキンのオペレーターは基本的にすべて新作『CoD: MW III』でも使用可能。なお『CoD: MW II』および同作の特定シーズンのバトルパスでのみアンロック可能であったオペレーターについては、新作『CoD: MW III』にはデフォルトスキンのオペレーターをアンロックする手段が用意されないようだ。ただしバンドルでスキンが販売された場合、購入したバンドル内のスキンでのみそのオペレーターが使用可能とのこと。

ちなみにもし『CoD: MW II』と新作『CoD: MW III』の両方に登場するオペレーターがいる場合、そのオペレーターは同一のオペレーターとして扱われる。たとえばプライス大尉が新作『CoD: MW III』にも登場する場合は、新作でも同じオペレーターとしてみなされるそうだ。


武器については、新作『CoD: MW III』でも『CoD: MW II』のすべての登場武器をチャレンジを達成することでアンロックできるそうだ。『CoD: MW II』の特定シーズンのバトルパス報酬だった武器についても、アンロックするためのチャレンジが用意されるという。また武器設計図については『CoD: MW II』から引き継ぎ可能なほか、一部設計図は『CoD: MW III』で販売される見込み。アタッチメントや武器迷彩についても引き継ぎ可能だそうだ。なお武器のレベルは『CoD: MW II』と新作『CoD: MW III』間で進捗が共有されるそうで、新作『CoD: MW III』で武器をレベルアップすれば前作にもレベルが反映されるとのこと。

タクティカル装備、リーサル装備についてもスキンは引き継ぎ可能。ただし新作『CoD: MW III』でも登場する装備に限られるそうだ。新作に登場するタクティカル、リーサル装備については後日発表されるとのこと。車両スキンについても同様で、一部のビークルは新作『CoD: MW III』に登場しないためスキンの引き継ぎもできないという。なお現地時間8月16日からは『CoD: MW II』のストア内に、バンドル内のアイテムを新作に引き継ぎがどうかを示す表記が追加される予定とのことだ。


装飾アイテムやアンロック状況、武器の進行状況などさまざまな要素が引き継ぎ可能となる『CoD: MW III』。約1年での新作発売となることもあり、購入あるいはバトルパスで獲得したスキンなどを引き継いで使い続けられるのは嬉しい要素となるだろう。

『Call of Duty: Modern Warfare III』は、11月10日発売予定。対応プラットフォームは現時点で発表されていない。なお日本時間8月18日には本作の新情報公開が予定されており、続報に注目したい。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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