ダンジョンPvPvE『GREED IS GOOD』発表。『Dark and Darker』彷彿とさせる、緊張のダンジョン潜り
デベロッパーのThe Fool’s Studioは8月7日、『GREED IS GOOD』を発表し、Steamストアページを公開した。PC(Steam)向けにリリース予定だ。
『GREED IS GOOD』は、一人称視点のPvPvEゲームだ。プレイヤーは冒険者のチームを組み、呪われしダンジョンに潜入。賞金稼ぎとして、帰ってきた者はみな発狂するという闇の中にお宝を求めて潜り込むことになる。また、ダンジョンではほかの賞金稼ぎたち、すなわちほかのプレイヤーたちと遭遇するリスクもある。危険とチャンスを天秤にかけ、お宝を死なずに持ち帰るのが目標となる。
なお、本作においてはWarrior(戦士)やMage(魔術師)といったクラスも存在。プレイヤーはスキルポイントを割り振ってキャラを強化し、そうしたキャラを組み合わせ独自のチームを構築していく。剣・ダガー・弓などのほか、多数の武器種もサポートするそうだ。ファンタジー世界観のもとで、油断ならない駆け引きが繰り広げられるのだろう。
本作のスクリーンショットなどからは、ダンジョンPvPvEゲーム『Dark and Darker』といった作品からの強い影響が見て取れる。招待リンクが公開されている本作公式Discordサーバーを訪れてみると、同作のようなゲームプレイを期待するユーザーが質問を投げかけていた。また、開発側からの反応では「ゲームプレイが似ている」との回答が見られた。
本作を開発するのは、The Fool’s Studioなるデベロッパーだ。同開発元については情報が少ない。上述のDiscordサーバーでのユーザーとの質疑応答によれば、『GREED IS GOOD』は同名義による初めての開発作品となるとのこと。ただし、開発メンバーはMOBAやFPSジャンルの作品を手がけたことのある経験者たちだそうだ。また、プレイ映像についても近日公開予定であり、プレイテストも9月には開始する予定だという。
なお、ダンジョンPvPvEゲームとしては前述の『Dark and Darker』が人気を博したものの、開発元IRONMACEとネクソンのあいだでの争いにより先行きは引き続き不透明。ほか同ジャンル作品としては『Project Crawl』が開発中だ(関連記事)。今後こうした作品群がどのようなかたちになっていくのか、今後の展開も注視したい。
『GREED IS GOOD』はPC(Steam)向けに開発中。発売時期などは未定だ。