基本プレイ無料大型MMOライフシム『Palia』Nintendo Switch版発表、2023年冬配信へ。ファンタジー世界でおくる、オンラインシンプルライフ
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デベロッパーのSingularity 6は6月21日、MMORPG『Palia』のNintendo Switch版を2023年冬に配信することを発表した。基本プレイは無料となっている。
『Palia』は、ファンタジー世界で繰り広げられるMMO型のライフシムゲームだ。舞台となるのは、かつて、エルフやロボットなどさまざまな種族が暮らし、突如誰もいなくなってしまった土地Palia。プレイヤーは、長年の時を経てPaliaに突然現れた人間となり、人類の復興を目指し、自給自足の生活を送る。
本作はライフシム型のMMOとして、ひとり、もしくは複数人で自由な生活を営むことができる。伐採や採掘といった採取要素から、クラフティングやハウジング、料理や釣りなどほかのライフシム作品で楽しめる要素はひととおり盛り込まれている印象だ。プレイヤーたちが行きかう街には、ゴーレムやエルフのNPCも在住しており、友好を結ぶこともできるようだ。
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また、街を出れば、広大な大地で武器を手に取り狩りや冒険を楽しむことができる。さらに、Paliaの謎を解くストーリークエストも用意されている模様。なぜこの大地に突如誰もいなくなってしまったのかを探るストーリーとなっているようだ。
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『Palia』を手がけるSingularity 6は、Blizzard EntertainmentやEpic Games、Riot Gamesなどの大手ゲーム会社の元スタッフによって設立されたスタジオ。本作は、人々が寄り添って遊べるような仮想世界を作りたいというコンセプトのもと、制作されている。目指すモデルとしては『どうぶつの森』シリーズのような作品を挙げており、プレイヤーの選択や自由を尊重する居心地のいいゲームを開発しようとしているとのこと。
また、基本プレイ無料ということで、気になるのは課金などのマネタイズ要素。2022年1月の発表時点では、課金はコスメティックのみに限定し、ゲームプレイに影響するようなアイテムは販売しないとの方針が明かされていた(関連記事)。成長時間を早める、友好NPCの親密度をあげるといったアイテムは販売せず、時間をかけてゆっくりと楽しめる作品にしたいとのことだった。また、コスメティックアイテムも、いつでも好きな装飾品が手に入るようなシステムにしたいと考えており、プレッシャーに駆られることのない設計を目指してるようだ。
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『Palia』はNintendo Switch向けに、2023年冬に配信予定となっている。またPC版の配信も予定されている。