『Stardew Valley』開発者、新アプデでの“新鎌登場”匂わせてファンが狂喜乱舞。念願のイリジウム鎌が来るかも

ConcernedApeは6月1日、『Stardew Valley』バージョン1.6について、実装コンテンツに言及する“ひとこと”をTwitter上に投稿した。

ConcernedApeは6月1日、『Stardew Valley』バージョン1.6について、実装コンテンツに言及する“ひとこと”をTwitter上に投稿した。新しい鎌の登場を示唆するその言葉は、Twitter上で多大なシェア数となる注目を浴び、海外メディアに取り上げられるに至っている。


『Stardew Valley』は、2016年2月にPC向けに配信された牧場経営シミュレーションゲーム。のちに、PS4/Xbox One/Nintendo Switch/モバイル向けにもリリースされた。舞台となるのは、スターデューバレーと呼ばれる辺境の土地。自然豊かな場所で、海や山が周囲に存在しているほか、ペリカンタウンなる街も存在している。本作では、都会暮らしの主人公が、祖父の牧場を受け継ぎ、スターデューバレーにある荒れ果てた牧場を立て直すことを目指す。わずかなお金とボロボロの牧場と共に、新たな生活が始まる。農業に精を出してもいいし、近隣の人々と絆を育んでもいい。採掘をしても釣りに勤しんでもいい。自由な生活をおくるのだ。

本作の人気は高い。発売2か月時点で200万本 を売り上げ、Steamの定番タイトルに。その後PS4やXbox One、Nintendo Switch、そしてモバイル(iOS/Android)向けにリリース。2022年3月時点で累計2000万本以上の売上を誇る。そのファン層も厚く、今後配信予定の本作アップデートバージョン1.6の情報には多くのユーザーが注目している状況だ。そんな中、ConcernedApeがTwitter上にひとことを投稿した。「iridium scythe」との一文だ。このコメントに、ファンたちが大いに沸くこととなった。

『Stardew Valley』には道具として鎌がある。使えば雑草を刈り取ったり、一部の作物を収穫したりできる。鎌には現在2種類が実装されており、初期からもっている「カマ」のほか、攻略を進めるとより広い範囲を刈り取れる「ゴールデン鎌」が入手できる。ただし3年以上前のゴールデン鎌実装以降、鎌には長いあいだ、上位グレードのバリエーションは登場していなかった。もっと広い範囲を刈り取れるような「イリジウムの鎌」といった上位版が求められていたのである。

そうした背景があるなか、ConcernedApeが「iridium scythe(イリジウムの鎌)」と新鎌登場を示唆し、その登場を熱望していたファンらが狂喜乱舞しているのである。同ツイートは本稿執筆時点でシェア数4400件を突破。4万以上のいいねを集めている。

ファンたちの喜びの反応のなかには、「やっと全部紫にできる」とのコメントも。本作の道具のほとんどは、現環境ではイリジウム製で揃えられる。装備欄にぽつんと金色の鎌が浮いているユーザーも珍しくなかったため、ようやく統一できるとの喜びの声だろう。ほかには、Xbox Game Pass公式Twitterアカウントまでが「そんな風にじらさないで」とたまらずリプライしている。大きな反響に、GamesRadar+といった海外メディアもこの状況を取り上げている。

なお、『Stardew Valley』バージョン1.6については、コンテンツ追加よりもModサポートの強化に重きが置かれることが告知されている(関連記事)。そうした中で、「イリジウムの鎌」登場示唆が新コンテンツ情報として注目された面もあるだろう。なおConcernedApeは、同アップデート後に新作『Haunted Chocolatier』開発に注力する方針を示している。こちらにも期待したい。

『Stardew Valley』は、PC/Xbox One/Nintendo Switch/モバイル向けに配信中だ。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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