カートゥーン風血みどろ青春魔物狩りアクション『#BLUD』正式発表。イケイケ女子が魔物をめちゃくちゃブン殴り、時々自撮り


アニメーションスタジオのExit 73 Studiosは5月19日、アクションゲーム『#BLUD』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年発売予定だ。Steamストアページによると日本語表示にも対応予定のようだ。

『#BLUD』はカートゥーン風2Dアクション。ダンジョン型のステージで敵を殲滅しつつゴールを目指すのが目的だ。主人公のBecky Brewsterは学校の人気者で、フィールドホッケーのスター選手。ある日ヴァンパイアスレイヤーの力に目覚めた彼女は、ホッケースティック片手に町と学校をヴァンパイアから守る運命となる。武器はホッケースティック以外にも投擲武器の巨大鉛筆や爆弾があり、ほかにもチャージ攻撃、傘によるブロック、回避移動、グラップリングフックによる移動など多彩なアクションが公開されている。

またバトル以外にも、学校生活のできるアドベンチャーパートがあるようで、過去にはBeckyの住む町や学校内の様子も公開されている。現段階での詳細は不明だが、公式発表では「Beckyは学校、友人関係、フィールドホッケーと魔物狩りのバランスを取ることになるでしょう」としている。そして、人気者のティーンエイジャーであるBeckyは自撮りが大好き。敵味方問わず一緒に写真を撮れる「自撮りモード」なるものが予告されている。

開発元のExit 73 Studiosは、元々は2Dアニメーションを手がける会社だ。近年では別スタジオのゲーム『KungFu Kickball』のトレイラーや、米ニコロデオンで放映された「Baby Shark」のアニメーション作品など制作しており、ゲームとしては『#BLUD』がデビュー作となる。『#BLUD』の制作発表そのものは2017年にされており、足かけ6年近くの開発期間を経ての正式発表だ。

*制作発表当時のトレイラー

またバトル以外にも、学校生活のできるアドベンチャーパートがあるようで、過去にはBeckyの住む町学校内の様子も公開されている。現段階での詳細は不明だが、公式発表では「Beckyは学校、友人関係、フィールドホッケーと魔物狩りのバランスを取ることになるでしょう」としている。そして、人気者のティーンエイジャーであるBeckyは自撮りが大好き。敵味方問わず一緒に写真を撮れる「自撮りモード」なるものが予告されている。

なお、本作タイトルの「blud」は血を意味するbloodを意図的に崩したつづりで書いたもの。broやfamのように友達、仲間、「あいつ」のような意味合いで2003年頃から使われており、近年ふたたびよく使われているようだ(KnowYourMeme)(Lessons in Meme Culture)。本作はタイトルにハッシュタグを入れたり「自撮りモード」を実装したりなど、若者文化を意識している模様。そうしたテイストも本編に組み込まれていくのだろうか。

『#BLUD』は2024年に、PC(Steam)向けに発売予定だ。