『FF14』公式テスト放送にて、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』に夢中な吉田Pに注目集まる。「吉田ゼルダ」なるワードが爆誕

スクウェア・エニックスは5月12日、『ファイナルファンタジーXIV』の生放送を実施。そのテスト放送にて、吉田直樹氏が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をプレイしながら登場したことが注目を集めている。

スクウェア・エニックスは5月12日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のパッチ6.4の新情報を発表する生放送「第77回プロデューサーレターLIVE」を配信した。本放送では『FF14』の最新メジャーパッチ6.4が5月23日にリリースされることが発表されたほか、パッチ6.4での実装項目が実機プレイを交えて紹介された。

そのなかでもひときわ話題となり、SNSでトレンド入りを果たすまでとなったのが「吉田ゼルダ」なるワードである。20時の放送開始に先駆けて映像や音声を調整するために配信されたテスト放送中に、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をプレイしながら登場したのである。

*該当部分は12分20秒ごろから

テスト放送では、グローバルコミュニティプロデューサーの室内俊夫氏が音声や映像の調整案内をおこなっていた。しかし、2つある椅子の片方に座るはずの吉田氏はなかなかやってこない。とはいえ、本放送ではなくテスト放送のため、吉田氏が現れないこと自体はそれほどおかしなことではない。

配信の機材調整がおおよそ完了し、落ち着いたタイミングで室内氏は「吉田さん、そろそろどうですか?」と画面外に声をかける。しかし画面外からは「ううん……」という、吉田氏の煮え切らない声が。『FF14』のメジャーパッチのリリースだけでなく、プロデューサーを務める『FF16』の発売も控えている吉田氏のことだ、何か仕事でも立て込んでいるのだろうか……そんなことを視聴者が考えたのもつかの間、カメラの前に現れた吉田氏の手にはNintendo Switchがあった。真剣な表情でNintendo Switchを操作する吉田氏は、画面から目を離さないままに「はい、テストです」と、マイクテストを始めるのであった。

「今日が世界を救う日なのはわかっています」「でも、そろそろどうですか?」と穏やかに吉田氏に問いかける室内氏。それに対し、「ん?」とわざとらしく首をかしげてみせる吉田氏。その手にある金色のNintendo Switchは『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』特別エディションだ。そのことを室内氏に笑いながら指摘された吉田氏は、「いいでしょ」とどこか自慢げ。新宿の家電量販店で、店員に吉田氏ではないかと怪訝な顔をされながら購入したものだそうだ。これには室内氏も「いいね!」と同意していた。

この和やかな掛け合いをうけて、Twitterでは一時「吉田ゼルダ」がトレンド入り。スクウェア・エニックス取締役執行役員でもある吉田氏が新たなハイラルの世界に夢中になっているとコミュニティの話題となったようだ。なお、吉田氏は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』について、開発者目線で気になることがあってなかなか進まないと述べている。任天堂期待の新作は、ゲーム開発者かつゲーマーの吉田氏を二重に唸らせているようだ。


『FF14』パッチ6.4は5月23日にリリース予定だ。パッチリリースまでの間に『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を遊び尽くすには、可処分時間をうまくやりくりすることが大事になってきそうである。エオルゼアとハイラルを往復するプレイヤーたちにはぜひ、それぞれのペースで両方の世界を堪能していただきたい。


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Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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