デベロッパーのEndnight Gamesは4月21日、サバイバルホラーゲーム『Sons Of The Forest』に向けて、「Patch 04」を配信した。今回のアップデートでは、NPCの行動の変化やシステム面の変更などが盛り込まれている。
『Sons Of The Forest』は食人族住まう島での生き残りを描くオープンワールド・サバイバルホラーゲーム。2014年に早期アクセス配信され、2018年に正式リリースされた『The Forest』の続編にあたる作品だ。『Sons Of The Forest』は今年2月24日の早期アクセス配信開始後、開発元が24時間たらずの間に本作の売上が200万本を突破したと報告（関連記事）。Steam最大同時接続プレイヤー数も41万人を突破するなど、大人気タイトルとなっている（SteamDB）。
本作に向けて、コンテンツ追加を含む本格的なアップデートであるPatch 04が配信開始された。今回のアップデートにより、ゲーム開始時にバンカーの場所がマップ上にGPS表示されないように変更。バンカーの場所は各所に配置されたノートPCで発見するかたちになっている。そして新アイテムとしてアクションカメラ（Action Cam）が登場。“first found footage”なる映像が記録されたアイテムだという。またシステム上の機能としてはセーブデータの名前を変更することが可能に。さらにマルチプレイ時に部屋からキックされたり、BANされたりした場合にメッセージがポップアップ表示されるようになった。
さらに今回のアップデートでは味方および敵のNPCへの調整も実施。まずKelvinは2つの丸太を運搬してくれるようになった。Virginiaについても、仲良くなるとより頻繁に会いに来てくれる、渡したGPSのアイコンが維持されるなどの調整・不具合修正がほどこされている。
一方敵NPCとなる食人族たちには、走ったり突進したりといった攻撃モーションが追加。戦闘時には、以前より間合いや回避を強く意識する必要がありそうだ。そのほか女性の食人族には、死んだ動物の血を飲んだり、ラジオから流れる音楽にあわせてノリノリで踊ったりといった行動が追加。戦闘内外での食人族の行動にもバリエーションがもたらされている。
また遊びやすさの向上やバランス調整も実施。暗視ゴーグルがより明るく見えるといった変更なども加わっているとのこと。そのほか、多岐にわたる不具合修正も実施されているそうだ。詳細は公式パッチノート（英語）を確認されたい。
これまで複数回のアップデートを重ねてきた『Sons Of The Forest』。今回のアップデートでは新要素は少ないものの、ゲームへの没入感を深める細やかな調整・変更がなされたかたちだ。正式リリースに向けて磨き上げられていく本作の今後の展開にも注目していきたい。
『Sons Of The Forest』はPC（Steam）向けに早期アクセスにて配信中。ゲーム内は日本語表示にも対応している。
