『Apex Legends』エイプリルフールイベント開催中。“モザンビーム”に“モザンブラム”、4種のモザンビーク祭り
Respawn Entertainmentは日本時間4月2日、『Apex Legends』にてエイプリルフールイベントを開始した。今年はモザンビークが4種類となり、あちこちでモザンビークが“発見”される仕様となっている。
『Apex Legends』では例年、エイプリルフールにはちょっとしたサプライズが用意されてきた。その際に主役となってきたのがショットガン系武器であるモザンビークだ。モザンビークはこれまでの調整で一定の強化もみられるものの、調整前のモザンビークはP2020と並び本作の弱い武器の代表格だったといえるだろう。
強化前のモザンビークは武器を持たないマッチ開始直後でさえ、持ち替えの手間をはぶく・素手の近接攻撃の方が強い、などの理由から拾われないことも多かった。誰もこの武器を拾わないことから、ピン(シグナル)機能で指定したときのセリフ「Mozambique Here(モザンビークを発見)」はネットミーム化。公式もそれを認識しており、過去にはモザンビークを手放す際に思い切り投げ捨てる専用アニメーションまで用意されるほどであった。
公式公認のネタ武器として過去のエイプリルフールイベントでも主役にされてきたモザンビーク。そして今年のエイプリルフールイベントの主役もやはり、モザンビークだ。今年もエイプリルフールイベントはカジュアルマッチで実施中。武器やドアなどさまざまなものをピンで指定することで、なんとそれがモザンビークに変貌する。“モザンビークを発見”していなくても、モザンビークを見つけてしまう仕様となっているわけだ。
一方でエイプリルフールのモザンビークは性能面も変化している。本来ショットガンアモを使用するはずのモザンビークに、弾薬の違いで新たに4つのバリエーションが登場。まずライトアモを使用するモザンブラーは、フルオート射撃の武器に。1マガジンは36発になり、ダメージなどはRE-45に似た性能だ。またヘビーアモを使用するモザンバーストは3点バースト射撃に。1マガジンは15発で、ダメージなどはヘムロックとほぼ同等だ。
スナイパーアモを使用するモザンブラムはダメージなどがクレーバーとほぼ同じ仕様に。装填数1発なものの非常に強力だ。そしてエネルギーアモを使用するその名もモザンビームは、3発の弾薬を消費して1回の射撃をおこなうチャージライフルのような武器となっている。
ちなみに過去いくつかのエイプリルフールイベントでモザンビークは単純な強化を受けることも多かった(関連記事1、関連記事2)。しかし昨年のエイプリルフールでは、ネッシーを射出して敵と戦わせるという珍妙な武器として登場(関連記事)。通常時のモザンビークにすでに一定の強化がほどこされたためか、エイプリルフール時には単なる強化でなく捻りのある変化が盛り込まれたわけだ。今年のエイプリルフールも単純強化される代わりに、性能の違う4種のモザンビークが登場することになった。
エイプリルフールイベント限定の、既存の武器の性能を受け継いだ4種のモザンビーク。目当てのモザンビークを見つけられるまで、いろいろなところにピンを立てて“モザンビークガチャ”をしてみるのもいいだろう。「Mozambique Here(モザンビークを発見)」のセリフがあちらこちらで聞こえる、賑やかでお祭り感あるイベントとなりそうだ。
『Apex Legends』のエイプリルフールイベントは現在開催中だ。期間は明かされていないので、早めに遊んでおくといいだろう。