サバイバルホラー『Sons Of The Forest』最新アプデで“最終ボス”や雨受け皿などいろいろ実装。Kelvinの耐火性もアップ
デベロッパーのEndnight Gamesは3月24日、サバイバルホラーゲーム『Sons Of The Forest』に向けて、「Patch 02」を配信した。最終ダンジョンのボスが実装されたほか、雨を溜めて飲み水を得る手段が用意されるなど、多彩な新要素が追加されている。
『Sons Of The Forest』は食人族住まう島での生き残りを描くオープンワールド・サバイバルホラーゲーム。2014年に早期アクセス配信され、2018年に正式リリースされた『The Forest』の続編にあたる作品だ。『Sons Of The Forest』は今年2月24日の早期アクセス配信開始後、開発元が24時間たらずの間に本作の売上が200万本を突破したと報告(関連記事)。Steam最大同時接続プレイヤー数も41万人を突破するなど、大人気タイトルとなっている(SteamDB)。
本日3月25日、多数のコンテンツ追加を含む本格的なアップデートであるPatch 02が配信開始された。本アップデートの大きな変更点としては、ストーリー要素が追加されたほか、最終ダンジョンのボスも実装された。さらに亀の甲羅を用いた雨受け皿(Rain Catcher)がクラフト可能に。拠点に置けば飲み水を求めて大きく移動する必要がなくなるだろう。またマップ上には、新たな洞窟が追加。それに伴い、ゴールデンアーマーの入手場所も新洞窟に変更され、以前の場所では入手できなくなっている。
そのほか、強力な新ミュータントが登場。各ロケーションにも変化が見られ、食人族の集落の建物バリエーションとして2階建ての小屋が追加されたり、特定のバンカーに監視室(surveillance room)が追加されたり。またマップ上には、カルト教信者の死体(dead cultists)が出現するようになっている。システム面の変更としては、セーブ上書き保存時の自動バックアップシステムや、マルチプレイ時の管理画面が実装されている。
また遊びやすさの向上やバランス調整も実施。ハンググライダーで飛行中にさまざまなアイテムを左手で使用可能になったり、焚き火で燃焼した薪が崩れて交換できたり。また一部ダンジョンでは、侵入方法や配置アイテムの変更がおこなわれた。そのほか、多岐にわたる不具合修正も実施されているとのこと。詳細は公式パッチノート(英語)を確認されたい。
二度目の本格的なアップデートが配信された『Sons Of The Forest』。ついに最終ダンジョンのボスが登場したほか、飲み水の入手手段が新たに用意されるなど、大きな変更点が多数用意された。ちなみに今回のアップデートでは“不具合”修正により、Kelvinが焼け死ぬことがなくなったという。天然ボケがすぎる愛されキャラもアップデートと共に成長を見せているわけだ(関連記事1、関連記事2)。本作の今後の展開にも注目していきたい。
『Sons Of The Forest』はPC(Steam)向けに早期アクセスにて配信中。ゲーム内は日本語表示にも対応している。