カプコンは3月24日、『バイオハザード RE:4』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S。本作のアシュリーの“体”を務めたという人物が名乗り出ており、アシュリーのコスプレ姿を披露している。
『バイオハザード RE:4』は、2005年に発売されたサバイバルホラーゲーム『バイオハザード4』を原作としたリメイク作品だ。舞台となるのは、ラクーンシティ事件から6年後の世界。事件を生き延び大統領直属のエージェントとなったレオン・S・ケネディは、誘拐された大統領令嬢アシュリー・グラハムの救出任務のため、ヨーロッパの閑村へと向かう。
『バイオハザード RE:4』ではオリジナル版での方向性を活かしつつ、ストーリーを再構成。ゲームプレイにおいては、ナイフでのパリィといった新アクションなど、新たな要素も複数追加されている。グラフィックもRE ENGINEにより最新のビジュアルで再構築されており、キャラのモデルも一新された。
そんな本作にて、アシュリーの体のモデルを担当したという人物が名乗り出ている。PeachMilkyのユーザー名で知られるコスプレイヤー/モデルのSophie S(以下、Sophie)さんだ。Sophieさんは本作発売日である3月24日、アシュリーのボディキャプチャーモデルを担当したと表明。アシュリーのコスプレ写真を添付したツイートが注目を集めている。
またSophieさんはユーザーからの質問を肯定するかたちで、自分は“体(body)”を担当し、モデルのElla Freyaさんがアシュリーの顔を担当したと伝えている。Ellaさんは『バイオハザード RE:4』発表時に、自分がアシュリーのモデルであると主張するツイートを投稿。のちに当該ツイートを削除していた。
ちなみに『バイオハザード RE:4』のクレジットでは、3D Scan Modelsにて「Sophie S」および「Ella Freya」の記載を確認できる。両氏がアシュリーを担当したかどうかは明記されていないものの、本作に携わっていることは確かだ。
またクレジットによればアシュリーのFull Performance Captureは、Genevieve Buechnerさんが演じているとのこと。Full Performance Captureとして、キャラの英語版音声や表情のモーションキャプチャを担当しているとみられる。つまりアシュリーの声と表情、顔、体は複数の別人物から形作られているようなのだ。また本作は複数言語の音声に対応しており、日本語版音声は鬼頭明里さんが担当している。数多くの人物が集って、アシュリーというキャラが形成されている点は興味深い。
なお弊誌は過去に、本作プロデューサーの平林良章氏にメールインタビューを実施。同氏にアシュリーのモデルがEllaさんかどうかを訊いたものの、回答は「皆さんのご想像にゆだねさせていただきます」とのことであった(関連記事)。今回のSophieさんの投稿は公式発表ではない点には留意したい。
リメイクにあたってキャラモデルが一新された『バイオハザード RE:4』。ちなみにレオンとエイダ・ウォンの3Dモデルは、少なくとも顔のモデルはそれぞれ『バイオハザード RE:2』と同一人物が担当しているとみられる。2人の同作からの変化に着目するのも面白いだろう。『バイオハザード RE:4』を遊ぶ際には、ゲームプレイだけでなくキャラモデルの細部に注目してみるのもいいかもしれない。
『バイオハザード RE:4』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。
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