『ホグワーツ・レガシー』PS4/Xbox One版が5月5日に発売延期。ファンからはNintendo Switch版を心配する声

Avalanche SoftwareおよびWB Gamesは3月7日、『ホグワーツ・レガシー』のPlayStation 4/Xbox One版について発売日延期を発表。

Avalanche SoftwareおよびWB Gamesは3月7日、『ホグワーツ・レガシー』のPlayStation 4/Xbox One版について発売日延期を発表。4月4日に予定されていた発売を約1か月延期し、5月5日にすると発表した。


『ホグワーツ・レガシー』は人気小説・映画「ハリー・ポッター」シリーズを題材としたゲームだ。プレイヤーは5年生として、ホグワーツ魔法魔術学校に入学。授業や探索に励みつつ、世界をめぐる大きなしがらみに巻き込まれていく。ホグワーツを中心としたオープンワールドの世界のなかで、授業や交流のほか、戦いなども通して成長していくのだ。

『ホグワーツ・レガシー』は今年2月10日にPC/PS5/Xbox Series X|S向けに発売された。発売されるや否や同作は大ヒットとなり、Steamではピーク時の同時接続者数が約88万人を数えた(SteamDB)。作品自体の評価も高く、本稿執筆現在のSteamユーザーレビューは、約12万件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。また、発売2週間目には売上1200万本突破が発表(関連記事)。今年の夏にかけて発売されるPS4/Xbox One版およびNintendo Switch版にも期待が寄せられている。

そんな中、本作の前世代機版であるPS4/Xbox One版の発売延期が告知された。4月4日に予定されていた発売日は、5月5日へと延期されるとのこと。延期の理由としては、「全プラットフォームで可能な限り最高の体験を届けるため、さらに時間が必要になった」と説明されている。

告知を受けたユーザーらの反応としては、延期を残念がる声のほか、前世代機を含むマルチプラットフォーム展開の難しさを話題にする者も見られる。たとえば「前世代機に『ホグワーツ・レガシー』がきちんと移植できるのか」といった懸念の声だ。というのも、『ホグワーツ・レガシー』自体が、オープンワールドゲームとしてリッチな作りになっている作品だ。PC版や現世代機版でもかなりヘビーな本作を、PS4やXbox One向けに最適化・ブラッシュアップするのは困難が伴うとの見方だろう。

そのほかには「Nintendo Switch版はどうなる?」と心配するユーザーが複数、本作公式Twitterアカウントに向けて質問を投げかけている。こちらには、WB GamesのサポートTwitterアカウントがひとつひとつ回答。Nintendo Switch版については、リリース日は変更されていないとのこと。現時点では予定どおり7月25日に発売される見込み。

『ホグワーツ・レガシー』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。PS4/Xbox One向けには5月5日発売予定、Nintendo Switch向けには7月25日発売予定だ。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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