『ポケモンSV』テラレイドバトルにて“タマゴに挑戦できてしまう”不具合発生し、公式がお詫び。笑い事ではない

ポケモンは2月28日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に向けて、更新データVer.1.2.0を配信。新パラドックスポケモン「ウネルミナモ」「テツノイサハ」が登場した。しかし彼らの代わりに“タマゴ”が同テラレイドバトルの相手となる不具合が発生しているという。

株式会社ポケモンは2月28日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下、ポケモンSV)に向けて、更新データVer.1.2.0を配信した。あわせて、新たなイベントテラレイドバトルが開催。同テラレイドバトルにおいて、新パラドックスポケモン「ウネルミナモ」「テツノイサハ」が登場した。しかしVer.1.2.0に更新していない場合、彼らの代わりに“タマゴ”が同テラレイドバトルの相手となる不具合が発生しているという。

『ポケモンSV』ではパラドックスポケモンと呼ばれる新種のポケモンが登場した。古代または未来の姿となり、過去シリーズの一部のポケモンたちが新たな出で立ちで登場。見た目だけでなく、種族値や特性、タイプも変化している。

今回のアップデートでは、初の新パラドックスポケモン追加がおこなわれた。みず・ドラゴンタイプのウネルミナモと、くさ・エスパータイプのテツノイサハだ。3月13日8時59分までの期間限定で開催されるイベントテラレイドバトルの対象として登場。バトルに勝利することで、1つのセーブデータにつきそれぞれ1匹ずつ捕まえることが可能だ。なおウネルミナモとテツノイサハは今後のイベントで再登場するとのこと。

そしてこれら新パラドックスポケモンにまつわる不具合も発生しているという。Ver.1.2.0に更新していない状態でイベントテラレイドバトルに挑戦すると、バトルの相手がタマゴになってしまうというのだ。ユーザーたちがタマゴレイドに遭遇した際の様子を報告している。



Image Credit: 191hero on Reddit


なぜこうした現象が起こったのか、ユーザーたちは推測。ウネルミナモとテツノイサハは新たなポケモンとして登場したため、アップデート前のゲーム内にモデルやデータが存在しない。表示できないポケモンの代わりに、タマゴとして扱われているとの考え方が有力だ。ちなみに過去作においても類似の事例が存在。ゲームデータの改造や不具合により、孵化することのない“ダメタマゴ”が出現する現象がみられた。

なおタマゴレイドではタマゴの捕獲も可能だそうで、捕獲してしまった場合はVer.1.2.0へのアップデート後にウネルミナモあるいはテツノイサハを捕まえられなくなるという。割と深刻な不具合である。1つのセーブデータにつきそれぞれ1匹ずつのみ捕まえられる仕様が適用され、そうした現象が発生しているのかもしれない。なお『ポケモン』公式も本不具合については認識しており、不具合に遭遇してしまったユーザーへの対応を後日案内する旨を明らかにしている。

Ver.1.2.0では各種不具合が修正されているほか、ボックス内操作の改善などが実施された。イベントテラレイドバトルに挑む予定がない場合でも、早めにアップデートしておく方がいいだろう。



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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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