カルト運営アクション『Cult of the Lamb』無料大型アプデの新要素お披露目。4種の便利施設で効率的な教団運営が可能に
パブリッシャーのDevolver Digital/デベロッパーのMassive Monsterは2月24日、『Cult of the Lamb』向けの無料大型アップデート「Relics of the Old Faith」の追加要素の一部をお披露目した。なお同アップデートは2023年初頭の配信が予定されている。
『Cult of the Lamb』は、カルト教団の運営とローグライトアクションを組み合わせた作品だ。本作にてプレイヤーは、カルト教団を設立した主人公の子羊となり、足を踏み入れる度に構造を変える旧き信仰の土地を探索。ダンジョンを攻略し、最後に待ち受けるボスを目指す。
また拠点となる土地では、教団を運営信者の忠誠心によってアクションパートの強化をおこなうことができる。信者に住居や食べ物を用意したり、敷地の清掃をしたりし、またさまざまな施設を建設して信仰度を高めていく。そして、教会堂での説教や、教条の布告、闇の儀式などをしながら、忠誠を誓う信者を育てていくのだ。
本作は、リリース後1週間で売上100万本を突破したことが伝えられている人気作(関連記事)。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約2万件中93%が好評の「非常に好評」ステータスを記録している。
そんな本作に向けては2023年初頭に無料大型アップデート「Relics of the Old Faith」の配信が予定されている。そしてこのたび本作公式Twitterアカウントにて、同アップデートで追加予定の4つの新要素Kitchen/Crypt/Shared Shelter/ Farm Plot Signs(Organised Farms)がお披露目された。
Kitchenでは信者に食事の準備を割り当て可能。最大30個の食事を調理キュー(順番待ち)に設定可能だという。手作りのご飯用意が不要になりそうだ。Cryptは複数の死体を保管できる設備。カルト教団が巨大化してそこらじゅう死体だらけになっても安心だろう。さらにCryptはアップグレードにて保管可能な死体の数を増やすことができるという。
Shared Shelterは3人の信者に同じ屋根の下で眠らせることができる設備。この設備を駆使すれば、カルト拠点の住宅問題を回避できることだろう。そしてFarm Plot Signsは農業担当の信者たちに、生産する作物を整理させられる設備になるという。公開された動画を見るに、畑の区画に特定の作物の看板が立てられており、生産区画を分けることが可能とみられる。
続くツイートにてMassive Monsterは、これらの新たな建造物は無料大型アップデートのほんの一部とコメント。同アップデートにはこのほかにも、深みのある戦闘システムや、エンドゲームのリプレイ性を高める施策が盛り込まれているとのことだ(関連記事)。さらに今年後半には2番目の大型アップデートも予定されていることが明かされている。多岐にわたる新要素が追加されるとみられる無料大型アップデート「Relics of the Old Faith」。配信日も含め、今後の続報を楽しみにしておこう。
『Cult of the Lamb』は、PC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。なおSteamでは3月3日までの期間限定で、定価2570円の25%オフとなる1927円で販売中だ。