『Apex Legends』ランク急降下バグが修正される。異例の“RP復元措置”も検討中

 

Respawn Entertainmentは2月22日、『Apex Legends』のランクマッチにおいてランクが異常に降格する不具合の修正を実施した。あわせて今後の修正対応についても明かされている。


『Apex Legends』では先日より、ランクマッチにおいてランクが異常な降格を見せる不具合が多数のユーザーから報告されていた(関連記事)。ランクマッチではシーズン開幕時およびスプリット切り替えのタイミングでプレイヤーのランク降格が実施される。シーズン開幕時には1ランク半、スプリット切り替え時には1ランクの降格がほどこされてきた。

報告されていた不具合では、シーズン開幕時の1ランク半を大幅に超える降格がみられた。通常では降格することのない、新規プレイヤー向けのルーキーランクに降格する事例も報告されていた。Electronic Arts公式フォーラム上でもそうした不具合は報告されており、開発元が対応中である旨が伝えられていた。

今回、開発元Respawn Entertainmentの公式Twitterアカウントは、不正確な降格に関する不具合を修正した旨を発表した。今後はランクマッチプレイ時に異常なランク降格を心配する必要はなくなるのだろう。

一方でマッチ終了時のスコアレポート画面における、ランクポイント(RP)減少の不正確な表示については現在対応中とのこと。新シーズンでは先述のバグのほかに、スコアレポート画面に実際の獲得RP量と違う「0RP」と表示されてしまう不具合が報告されていた。こちらは実際の獲得RP量やランク変動には影響しない表記上のみの不具合とみられるものの、紛らわしいバグだろう。今後の対応が待たれる。

そのほかプレイヤーたちに対し、いちどかぎり特別にRPを復元する措置も検討されているとのこと。異常なランク降格バグによって、本来よりもかなり低いランクに降格したプレイヤーへの補填となるのかもしれない。本作にとって異例の措置といえるだろう。こちらの詳細はまもなく発表されるとのことだ。

『Apex Legends』にてシーズン16開幕時より報告されていたランクマッチの不具合。中でもプレイヤーのランクを変動させてしまうという点で深刻な、異常なランク降格バグについては真っ先に修正がおこなわれたかたちだ。ほかの不具合修正やRPの復元措置も検討されているとのことなので、今後の対応を待ちたい。