日本マイクロソフト株式会社は1月31日、Xbox Series X|S の国内向け本体参考価格を値上げすると発表した。地域間の合理的な整合性を確保するため、日本向けの値上げへと至ったそうだ。販売価格は2月17日より順次適用されるという。
今回の発表によれば、Xbox Series X|Sはそれぞれ5000円の値上げとなる。Series Xは5万4978円から5万9978円へ、Series Sが税込3万2978円から3万7978円へと値上げされる(いずれも税込)。販売価格は2月17日より適用され、各小売店での値段に反映されていく見込み。今回の値上げの理由についてマイクロソフトは、同社が現地価格の影響を定期的に評価し、地域間の合理的な整合性を確保しているとコメント。そうした評価にもとづいて、今回の値上げに踏み切ったとしている。
なお、家庭用ゲーム機としてはソニー・インタラクティブエンタテインメントが昨年8月、日本を含む各地域向けにPlayStation 5の定価引き上げを発表。「世界中で発生している物価の上昇や、好ましくない為替の動向 」に触れて、5500円の値上げに踏み切っていた。それを受けてマイクロソフト側は昨年8月26日時点で「Xbox Series X|Sは現在価格を引き上げる計画はない」と表明していた(関連記事)。それからの景気の変化ゆえか、日本特有の経済事情ゆえか、今回値上げが決断されたかたちとなる。