『パワーウォッシュシミュレーター』公式Twitterアカウントは1月26日、1月31日に配信予定の無料DLCにて実装される“革新的な”新要素を紹介した。ガラスのお掃除に新たな可能性がもたらされるようだ。
『パワーウォッシュシミュレーター』は、FuturLabが手がけた高圧洗浄シミュレーションゲームだ。本作にてプレイヤーは、高圧洗浄機を使って汚れを落とすプロの掃除屋となり、数々の依頼をこなしていく。洗浄する対象は、車から機関車、一軒家、遊園地まで大小さまざま。こびりついた泥汚れや落書き、苔やカビなどを高圧洗浄で一気に吹き飛ばすのだ。
高圧洗浄機には豊富なカスタマイズ部品やアップグレードが用意されており、依頼の報酬によって購入可能。汚れの種類や範囲などによって最適なツールを使い分けよう。また本作はソロプレイにくわえ、最大6人での協力マルチプレイにも対応。時間制限のあるタイムチャレンジや、できるだけ少量の水で正確に汚れを落とすウォーターチャレンジなど、多彩なルールのゲームモードも用意されている。
先日発表された無料DLC「トゥームレイダー特別依頼」は、人気アクションゲーム『トゥームレイダー』シリーズとのコラボレーション(関連記事)。同シリーズの主人公ララ・クロフトの邸宅などが、ステージとして用意されるという。今回紹介されたのはそんなDLCにおける、博物館のようなステージだ。
『パワーウォッシュシミュレーター』公式Twitterアカウントの投稿した動画では、博物館の展示台を洗浄機でお掃除する様子が紹介。汚れのこびりついたガラスに高圧洗浄機が噴射されると、みるみる汚れが落ちていく。すると、ガラスの向こうに展示品が姿を現したのだ。ピカピカのガラスに周囲の景色が映り込む様子も見られる。同アカウントは「見よ、我々の革新的な新ゲームメカニクスを!」と自信満々に紹介。「#NEXTGEN(次世代)」なるハッシュタグまで付けている。
本作には車の窓など一部ガラス材質と見られる物体もあったものの、向こう側が透けて見えるガラスが存在しなかった。“次世代”の要素かどうかは別として、汚れを落とすと向こうが透けて見えるガラスの登場は、本作にとって新たなゲームメカニクスといえるわけだ。
そして同アカウントはユーザーの質問に答える形で、新マップとしてAquarium(水族館)が開発中であることを明かしている。ユーザーコミュニティにてもっとも投票が多かったため、新マップに選ばれたそうだ。水族館といえばもちろん、ガラスやアクリル張りの水槽が一面に広がり、そして汚れもこびりついていることだろう。汚れを落とした際に透けるガラスは、水族館でのお掃除を大いに気持ちよく彩る役割も見越して実装されたのかもしれない。
“革新的な”新ゲームメカニクスが紹介された『パワーウォッシュシミュレーター』。透け透けガラスも含め、無料DLC「トゥームレイダー特別依頼」にて展開する新たなお掃除を心待ちにしておこう。
『パワーウォッシュシミュレーター』はPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|S版向けに配信中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。Nintendo Switch/PS4/PS5向けには、1月31日に配信予定だ。そして無料DLC「トゥームレイダー特別依頼」は、全プラットフォーム向けに同日1月31日に配信される。