『雀魂』で「負けが込んだ」大学生、Yostarを脅迫し書類送検。威力業務妨害の疑い
警視庁万世橋署は1月25日、男子学生を威力業務妨害の疑いで書類送検した。容疑者はYostarが運営する麻雀ゲーム『雀魂』で負けが込み、その腹いせに同社に殺害予告のメッセージを送ったと容疑を認めているとのこと。
警視庁万世橋署は1月25日、男子学生を威力業務妨害の疑いで書類送検した。容疑者はYostarが運営する麻雀ゲーム『雀魂』で負けが込み、その腹いせに同社に殺害予告のメッセージを送ったと容疑を認めているとのこと(産経新聞)。
『雀魂』は世界中のプレイヤーと対局できる、iOS/AndroidおよびPCブラウザ向けのオンライン麻雀ゲームだ。4人麻雀と3人麻雀、さらに本作限定の特殊ルールによる麻雀がプレイできる。本作は、かわいいデザインのキャラクターや人気声優たちによるボイスが導入されている点が特徴。麻雀を親しんできたプレイヤーのほか、未経験者やストリーマーなどにも受け入れられ、App Storeによれば登録者数は750万人を超えているという。
報道によると、容疑者は東京都調布市在住、22歳の日本大学に通う学生だという。容疑としては、2022年5月19日23時半ごろ、Yostarのホームページの問い合わせフォームから、同社関係者への殺害を示唆するメッセージを送ったとされている。男子学生の証言では、『雀魂』で負けが込んだことでイライラしてメッセージを送ったと容疑を認めているとのこと。Yostarではこのメッセージを受け、社員を早く帰宅させる対応を余儀なくされたという。
なお万世橋署によると、2021年6月および2022年3月にも、「燃やします」という同社へのメールやインターネット掲示板への書き込みがあったとのこと。男子学生は、そちらについても関与をほのめかす供述をしているという。
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