KOJIMA PRODUCTIONSが手がけるゲーム『デス・ストランディング(DEATH STRANDING)』の映画化が進行しているとの報道があった。海外メディアDeadlineが伝えている。Hammerstone Studiosが出資し、小島秀夫氏と映画プロデューサーのAlex Lebovici氏がプロデューサーを務めるという。
『デス・ストランディング』は、謎の現象の発生により人類が分断され、滅亡の危機にある北米大陸が舞台となる作品。プレイヤーはNorman Reedus氏演じる主人公サム・ポーター・ブリッジズとなり、荷物を運び世界を繋ぎ直す任務に挑む。『メタルギア』シリーズなどで知られる小島秀夫氏がコナミから独立し、自らのスタジオを設立してから最初に手がけた作品として注目を集めた。豪華俳優陣の出演のほか、荷物を運んで届けるゲームプレイも話題となった。The Game Awards 2022では続編となる『DEATH STRANDING 2(仮題)』が発表(関連記事)。今後の展開にファンの期待も高まっている。
Deadlineによれば、そんな本作の映画化計画が進行中だという。映画は米国のスタジオHammerstone Studiosの完全出資のもと製作され、同スタジオの設立者であり映画プロデューサーのAlex Lebovici氏がプロデュース。小島秀夫氏も共同でプロデューサーとして携わるようだ。また、製作総指揮としてはKOJIMA PRODUCTIONS USおよび映画監督/プロデューサーのAllan Ungar氏も携わるという。
Deadlineによれば、映画版の詳細はまだ不明なものの、新しい要素やキャラクターが導入される見込みだという。小島秀夫氏は「僕の体の70%は映画でできている」との座右の銘とともに、無類の映画好きとして知られている。そんな同氏が携わる『デス・ストランディング』映画版は、どのような形になるのだろうか。詳細およびキャストなど含め、続報を待ちたい。