『ポケモンSV』にて「エリア境界を往復するだけ」の色違いポケモン出現法が報告される。見えないラインをいったりきたり

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』にて、色違いポケモンを手軽に発見する手法が新たに報告。“エリアの分かれ目”では、ピクニックを繰り返すよりも効率よく出現ポケモンをリセットできるという。

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』にて、色違いポケモンを手軽に発見する手法が新たに報告。“エリアの分かれ目”では、ピクニックを繰り返すよりも効率よく出現ポケモンをリセットできるという。


『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、『ポケットモンスター』シリーズの最新作。ゲームフリークが開発を手がける。本作ではオープンワールドを舞台に、ほぼ境目なく広がる街や大自然を楽しめる。本作でも、ごく低確率で色違いポケモンが登場。幸運なトレーナーは、通常とは違う特別な色のポケモンと出会うことができる。

発売から約1か月経過した本作では、色違いポケモンを探すトレーナーたちも散見される。ユーザーたちはさまざまな方法を考案し、効率を追求して色違いポケモンを探し求めている者も(関連記事1関連記事2)。色違いポケモンを探す際には、目当てのポケモンを繰り返し出現させる必要がある。しかし、新たに「おまかせバトル」のシステムが導入されたとはいえ、バトルでポケモンを倒して再出現させていては手間も時間もかかる。

そのため、色違いポケモン探しではピクニックが利用されることが多い。ピクニックは設営時に周囲のポケモンが消え去る。ピクニックをやめると周囲のポケモンが再出現するため、バトルせずに周囲のポケモンをリセットすることができるわけだ。

さらに、弊誌Twitter投稿に寄せられたコメントによると、従来よりも効率よく色違いポケモンを探す手法があるそうだ。Twitterユーザーのタク氏によれば、ピクニックでのリセットよりも街やエリアの“切り替えライン”近くの大量発生の方が効率よく色違いポケモンを探し出せるという。

本作ではエリア間はシームレスにつながっているものの、ポケモンや人などは一定の距離が離れると表示されなくなる。そして野生のポケモンについては、エリアごとに表示領域が切り替わるラインが設定されていると見られる。タク氏の投稿は、そうしたラインの近くにポケモンが大量発生していれば、ピクニックの設営さえせず動き回るだけで周囲のポケモンがリセット可能という報告だろう。

なお“切り替えライン”によるポケモンの出現は内部的な処理であり、マップ上のラインの位置をプレイヤーが確認することはできない。ただタク氏の説明するように街やエリアの境目には、基本的にはそうしたラインが設定されていることが確認できる。マップ上でエリアの境目付近に位置する大量発生ポイントがあるならば、そこはかなりの穴場となるわけだ。

さらに“切り替えライン”は洞窟内にも存在。パルデアの大穴にて、効率よく出現ポケモンをリセットさせられる場所がユーザーより報告されている。大量発生を探さずに、動きまわるだけで手軽に色違いポケモンを探せる場所もあるわけだ。こうしたエリアは探せばほかにも見つかるかもしれない。なおそうした“切り替えライン”を往復する手法でも、サンドウィッチの食事効果そうぐうパワーLv3/かがやきパワーLv3などは発動させておくといいだろう。


新たな色違い探し方法が続々と報告されている本作。発見された手法を使い分ければ、一定数の種類のポケモンをカバーできるだろう。なお現時点で有効と見られる、色違いポケモンの発見を手軽にする方法をまとめると以下のとおりだ。

  • そうぐうパワーを発動して出現ポケモンを絞り込む
  • かがやきパワーや光るおまもりで色違いポケモンの出現率を上げる
  • 出現したポケモンをピクニックでリセットする
  • 大量発生しているポケモンのみを多数倒せば、60体まで大量発生対象ポケモンの色違い出現率が上がるとの報告あり
  • 洞窟内で出現するポケモンは、出現ポイントによっては色違い探しが楽になる
  • 周囲のポケモンの表示が切り替わる地点では、動きまわるだけで色違い探しが可能

本作はオープンワールド化による新システムや仕様によって、従来のシリーズよりも色違いポケモン探しが比較的楽なタイトルといえるかもしれない。一方で本作にはポケモンごとのサイズの違いが導入され、こだわるトレーナーにはさらなるハードルも用意されている(関連記事)。上記の方法は“サイズ厳選”においても有効と思われるため、さらにこだわるトレーナーたちは活用するといいだろう。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』はNintendo Switch向けに発売中。



※ The English version of this article is available here

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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