「pixivFANBOX」などのピクシブ運営サービスが、一部表現含む商品取引禁止へ。12月15日にサービス共通利用規約改定

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ピクシブ株式会社は11月15日、「決済を伴う取引に関するサービス共通利用規約改定の事前のお知らせとお願い」を公開した。同社が運営するBOOTH、pixivFANBOX、pixivリクエスト機能など決済をともなう取引について、12月15日からサービス共通利用規約が改定されるという。重要な変更となるため、改定の1か月まえの本日、改定に先んじて説明が公開されたというわけだ。

ピクシブ株式会社によると、現状の該当サービスのなかに利用規約に違反した取引が確認されているようだ。お知らせでは「国際カードブランド等の規約でも、下記を含むコンテンツや商品の取引が禁止されている」として、児童虐待や近親相姦、獣姦といった具体例も添えられている。ピクシブ株式会社は、これらを含む商品を該当サービスにて取り扱っている場合は取り下げや非公開の対応を取るようユーザーに求めている。

なお、現状のサービス共通利用規約には上述のようなはっきりとした具体例は記載されていない。ピクシブ株式会社は今後改定する利用規約では、取引禁止商品およびコンテンツの基準をわかりやすくしていくそうだ。新たな利用規約は11月下旬に公開され、12月15日より適用される。自分の作品の取り下げや非公開対応の判断に迷う場合は、11月下旬に公開される新しい利用規約を確認されたい。

今回のお知らせでは「国際カードブランド等の規約」が挙げられている。クレジットカード会社のなかには商品に特定の内容がある場合に決済手段として扱えない方針の会社もあり、アダルト作品を取り扱う販売サイトなどにおいてたびたび問題が発生していた。たとえば、DMM.comは7月20日にMastercardでの決済契約を終了。終了の理由については「諸条件が合わなかった」と明言を避けたものの、カード会社によるコンテンツ内容への介入があったのではないかと推測されている(ねとらぼ)。

また、こうしたクレジットカード会社からの介入対策としてサイト独自の電子通貨を発行しているケースもある。同人誌を中心に店頭及び通信販売を行う大手サイト「とらのあな」は、同人誌購入やクリエイター支援プラットフォーム「Fantia」で使用できる独自通貨「とらコイン」を1ポイント1円で発行している。コミッションサービスのSkebも、6月から独自通貨「Skeb Coin」を発行している。クレジットカード決済はこれらの電子通貨を購入するのに使用し、目的のコンテンツはその通貨と引き換えに購入するのだ。カード会社とコンテンツの間にワンクッションを挟むことで、コンテンツに介入させないための工夫をしているというわけだ。

今回ピクシブが発表した利用規約改定の内容は、11月下旬に改めて詳細が発表される予定だ。創作を嗜む人々の間では混乱がみられるが、まずは落ち着いて詳細発表を待とう。お知らせ全文はこちらからご覧いただきたい。



※ The English version of this article is available here

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