Steam地球創造&遊覧ゲーム『Outerra World Sandbox』発表。自由自在に作った世界をお好きな乗り物で

パブリッシャーのMicroProse Softwareは10月24日、『Outerra World Sandbox』を発表した。地球規模で世界を自由に創造できるサンドボックスゲームとなるようだ。

パブリッシャーのMicroProse Softwareは10月24日、『Outerra World Sandbox』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Outerra World Sandbox』は、地球規模で世界を自由に創造できるサンドボックスゲームとなるようだ。地球上の任意の場所で、地形を自由自在に成形し、森林や水源を配置。そして道や線路、建物といった人工物を配置して世界を形作ることができるようだ。作り上げた世界は徒歩のほか、車や列車、飛行機などで見て回ることが可能。船で遊覧することもできるという。Steamワークショップで自身の作品を共有も可能とのこと。世界を作るだけでなく、他プレイヤーの世界を見て回るといった楽しみ方もできそうだ。

トレイラーを見ると、色づいた木々や雪に覆われた森林など、豊富なロケーションを作り上げられる様子。またおそらく建物を配置することで、街を作ることも可能なようだ。飛行機のカラーリングを変更するシーンも見られ、乗り物の色を自分好みに変えることもできるのかもしれない。さらに映像では、森を範囲指定してカット&ペーストしているような場面も見られる。地形の成形時にはそうした便利機能も用意されているようだ。


トレイラーの最後は、宇宙ステーションのような場所から地球を見下ろすシーンで締めくくられている。プレイヤーが手を加えることができる範囲は、地球外にも及ぶようだ。ちなみに公式サイトのスクリーンショットからは、汽車の内部まで細やかに作り込まれていることが確認できる。一人称視点で乗り物や建造物の内部を見ることもできるのかもしれない。


本作を手がけるのはスロバキアのソフトウェア開発会社Outerra。同社はこれまで、3Dで惑星を描画するエンジン(3D Planetary Engine)を開発してきた。同エンジンでは惑星を、宇宙視点から地表視点まで、シームレスに描写することができるとされている。同社の培ってきた技術が、このたび『Outerra World Sandbox』の制作に活かされることになるようだ。

『Outerra World Sandbox』はPC(Steam)向けに開発中。興味のある人は、今のうちに星づくりの構想を練っておくといいかもしれない。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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