Rockstar Gamesが『GTA 6』の開発中映像流出を認める。しかし今後の展開に影響はなし

Rockstar Gamesは9月19日、公式Twitterアカウントを通じて『Grand Theft Auto』（以下、GTA）シリーズ新作の開発中映像が流出したことを認めた。先日よりWeb上では、『GTA』シリーズ新作（あるいは『GTA 6』）の映像であると主張する映像ファイルが出回っており、それを受けての声明となったようだ。

Rockstar Gamesは今年2月、『GTA』シリーズの新作を開発中であることを表明。ゲーム内容など詳細についてはまだ明かされていないが、前作を大きく超えることを目標に掲げており、開発は順調に進んでいるとされた。 一方で9月18日には、とあるユーザーが本シリーズ非公式フォーラムにて、新作の開発中映像と主張する多数の動画ファイルを公開。ソースコードやアセット類の流出についても懸念されていた。また、開発元Rockstar Gamesや新作展開への影響も気がかりな状況だった（関連記事）。

Rockstar Gamesは今回の発表のなかで、ネットワークを通じた侵入被害にあったことを告知。そして、違法な手段により『GTA』新作の映像を含む機密情報が、同社のシステムからアクセスおよびダウンロードされたことを認めている。一方で、「現状のところ、同スタジオが展開するライブサービスゲームや、開発中プロジェクトに対する長期的な影響はない」としている。ただ、このようなかたちで新作の映像が衆目に触れてしまったことについては、極めて残念であると伝えている。また、『GTA』新作については、準備ができ次第情報を伝えていくそうだ。