『サイバーパンク2077』最新アプデでワードローブ機能やミニゲームなど多数追加。ナイトシティに散りばめられたアニメ関連隠し要素も


CD PROJEKT REDは9月7日、『サイバーパンク2077』にパッチ1.6を配信した。Netflixにて9月13日から配信予定のアニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」にインスパイアされたコンテンツなどが追加されている。

パッチ1.6での追加コンテンツとしては、まずワードローブ機能が追加されている。同機能は、装備した衣類のステータスを変えずに、異なる見た目に変更する機能だ。自室のワードローブにアクセスすれば、所有する衣類を使い、最大で6つのコーデを作成・セーブすることが可能。セーブされたコーデは、インベントリのワードローブ画面からいつでも適用または外すことができるという。防御力や特殊効果を優先するとちぐはぐなコーデになる仕様に悩んでいたプレイヤーにとって嬉しい機能だろう。

またアニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」に関連するコンテンツも登場。新装備や新しいフォトモード機能が登場し、装備としては同アニメのキャラの愛用武器であるショットガンなどが追加されるとのことだ。さらに、ゲーム内には同アニメにちなんだ隠しコンテンツも追加されているという。ナイトシティ中を探索して見つけてほしいとのことだ。


そのほかにも新たな装備やフィクサーの依頼も複数追加されている。またフォトモード機能では、新たに猫のニブルズの写真を撮ることも可能に。ニブルズを自室に迎え入れるイベント後であれば撮影可能だ。フォトモード中のポーズタブのキャラクターから、ニブルズを選ぶことで被写体とすることができる。

さらに、ナイトシティ内にあるアーケード筐体でプレイできるミニゲーム「ローチレース」も追加された。どこかで見た白髪の男と彼の愛馬がステージを駆け巡る、2Dアクションゲームだ。ノースサイド、ジャパンタウンなどマップ内に点在するアーケード筐体でプレイできるほか、グレンの自室にある筐体でもプレイ可能。ランキングを上げることで、エディー(ゲーム内通貨)やアイテムなどの賞品を獲得可能。なお「ローチレース」は、『サイバーパンク2077』だけでなく、Android/iOS向けアプリとしても無料配信中。一方、ゲーム本編とモバイル版間でスコアは共有されないとのことなので、留意されたい。


また本アップデートよりプラットフォーム間のクロスプログレッションに対応している。最新のセーブデータ(クイック、オート、手動などすべてのタイプ)が自動的にクラウドにアップロードされ、ほかのプラットフォームで続きからプレイすることができる。本機能を使用するには、まずはメインメニューまたはゲーム内のロードメニューから自身のアカウントにログインする必要があるとのことだ。

そのほか、アップデートにより多岐にわたるバランス調整や不具合修正が実施されている。詳細については、こちらのパッチノートを確認されたい。

なお今回のパッチ1.6が、PS4/Xbox One版における最後のパッチ配信になることが明らかにされている。大きな問題が発生した場合の修正対応は引き続きおこなわれるが、コンテンツの追加などはパッチ1.6が最後になるとのことだ。またパッチノート内では、今回のパッチにて追加された隠し要素がPS4/Xbox One版では技術的な制限により利用できない旨が伝えられている。2023年に配信予定の拡張パック「仮初めの自由」についても、PC/PS5/Xbox Series X|S向けのみとなるようだ(関連記事)。

『サイバーパンク2077』は、PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中。拡張パック「仮初めの自由」は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに2023年配信予定だ。