『モンスターハンターライズ:サンブレイク』カプコンが「不正なクエスト」の条件を発表。改ざんされた闇のクエストの判別法明らかに

カプコンは9月6日、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』における不正改造データの判別条件について発表した。先日注意喚起がおこなわれた不正に改ざんされた傀異討究クエストについて、判別方法が案内されている。

カプコンは9月6日、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』における不正改造データの判別条件について発表した。先日注意喚起がおこなわれた不正に改ざんされた傀異討究クエストについて、判別方法が案内されている(関連記事)。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』無料タイトルアップデート第1弾ではナルガクルガ希少種などの新モンスター4種に加え、新たなコンテンツとして傀異討究クエストが追加された。各傀異討究クエストにはレベル・失敗条件・参加人数・ターゲット数などの条件が設定されており、クリアすることでクエスト受注者は、同じ討伐対象のより高レベルの傀異討究クエストを入手できる。ただ、同クエストについては前述のように不正改ざんクエストの出現が報告されていたわけだ。また、その判別方法についてもはっきりとせず、ユーザーからは不安の声もあがっていた。

そんな不正に改ざんされた傀異討究クエストについて、今回同作公式Twitterアカウントおよび公式サイトにて判別条件が発表された。正常なクエストの条件がまとめて解説されており、補足欄にて通常ではありえないクエストの条件が紹介されている。正常ではないクエストがあった場合はプレイせずに削除するよう注意が喚起されている。

条件によるとEX★1、EX★2のモンスターを討伐するクエスト以外で、失敗条件が9回のクエストは存在しないとのこと。比較的強い種類のモンスターで失敗条件が9回のクエストを見かけた場合は、改ざんされたクエストを疑った方がよいだろう。また制限時間が25分のターゲット数が2頭以上のクエストについても、本来発生することはないという。先日ユーザー報告の多く見られた制限時間25分の2頭クエストなどは、やはり改ざんされたクエストであったと思われる。そのほかにも、さまざまな条件がまとめられている。詳細は以下のとおりだ。


なお、不正なクエストを所持していてもセーブデータへの影響や関連性については「現時点ではございません」と案内されている。もし所持している傀異討究クエストに不正なクエストを見つけた場合でも、焦らず消去しておくといいだろう。また今後不正なクエストを自動的に判別するフィルタリング機能の拡充について検討が進められているとのことだ。一方で、引き続きほかのプレイヤーが受注したクエストについては警戒が必要だろう。上記の条件と照らし合わせて、正常なクエストかどうかを確認した方がよさそうだ。

不正に改ざんされた傀異討究クエストは、先日国内Twitterにてトレンド入りするほどユーザー間で話題になっていた。クエストはユーザー間に広まっていると見られるため、引き続き警戒が必要といえそうだ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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